自分の好きな“型”に人を当てはめる人
大学のジムに常駐しているおじさん。
色々とジムなり体育館なりに関する管理を行なっている
大学のジムを利用する際には、使用する日時に自分の学籍番号を書かなくてはならない。そこに書いてある人数と実際に利用している人数に差があると、おじさんの監査が入る。
ある日、一緒に利用しようとした友人に、代わりに自分の学籍番号を書いておいてもらった。
しかし、どうやら間違えて別の曜日に書いてしまっていたらしく、おじさんの監査を受けた。
おじさん:「これ、この日時に書かれてないんだけど?」
自分:「すみません、今書き直しますね」
おじさん:「いいんだよ、失敗は誰にでもあるんだから」
その時に、違和感を感じた。
なんというか、
「失敗をした」というよりかは、「失敗にされた」感。
そのおじさんが好きな“型”に自分が勝手にはめられてしまった、感。
「若者の失敗を器を広く受け止める」行為の、“若者の失敗”に都合よく当てはめれらてしまった。感。
自分は、どうやら「自分が型にハメられる」という行為が強烈に嫌いらしい。