【本の紹介】2030年、教師の仕事はこう変わる
教師としての今後の不安から購入
ここ数年、教育業界は大きな変化が起こっています。
それはこれまでも、そして今も。
これからまだまだ、想像できないほど大きな変化が起こりそうで、
それに対応できなさそうな自分がいて、
ずっと不安を抱えていた今日この頃。
最近こういう本があることを見つけたので、早速購入して読んでみました。
…ちゃんとURL埋め込んであるかな?
読んでみて…
やや極端な意見もありますが、
「これからの教育」に不安を抱えている人、興味を持っている人は、是非読んでみてほしい本だと思いました。
その中でも個人的に気になったところや、常々思っていたことを、
一部だけ書いてみたいと思います。
これから日本は景気は回復しない
日本はこれから人口は減っていきます。
人口が減ったら景気は回復しないでしょう。
人口が減った町がどんどんシャッター街になっていき、
活気がなくなり、歩いていても人に会わなくなっていく。
今回の新型コロナの件で、不要不急の外出自粛要請により、
ヒトが動かなくなったら経済が回らなくなるというのを、
実際に目の当たりにしましたよね。
ネット授業を利用した授業が可能になる
これはいうまでもないと思います。
実際に前に勤務していたところの先生が、
自ら撮影した授業を生徒に見せて授業を行っていました。
YouTubeには、いろんな授業動画がフリーでみられるようになっています。
その内容は玉石混交ですが、私の授業よりもいいものは多くあります!
ということは、それを使えば、生徒にとってはより良い授業が受けられることになります。ひいては、教師の仕事は、ごく一部の先生を除いて、“専門内容を教えること”ではなくなるのでしょうね。
高学歴の保護者による反乱
これは本に掲載してある、やりとりの一例を是非御覧ください。
衝撃!ではありますが、こんなことがあるなぁ、と常々思っていました。
改めてみると、明日は我が身です。わたしには対処は…無理です。
終身雇用が崩れる
これはまだ先だと思いますが、無い話ではないと感じています。
特に私立学校では十分考えられます。それよりも…
終身雇用でなくなると何が起こるか。こっちのほうが重要です。
いつか辞める。→企業内(学校内)教育をしなくなる。
→即戦力となるヒトを雇う
→新任よりも経験者を雇う。
→能力、力のある人は、より良い職場へどんどん異動できる。
能力のない人はどこにも雇用されない。
これは、今も無いとは言えないよな。
生き残れる教師になるために
ここまで、ほんのちょっとだけ書いてみました。他にも身につまされる内容は多々。読めば読むほど不安に…。
でも不安にばかりなっていられない!今からできることはないのか?
ということで、読み進めてみると
• 生徒へのサポートやプロジェクトのマネジメントの実施
→「教えることが求められない」かわりに、生徒の学習活動をサポートしたり、これから盛んになってくるであろう特別活動や校外活動のサポートが増えてくる。そのために、一般企業にあるような、書類の処理や助成金への応募、外部の方の協力を仰ぐなどの必要性が出てくる。
• 情報発信力を高める
→これからの教師には情報発信力が必要。…らしい。その根拠は書いてなかったが、ICTやらAI、IoTやた言われている昨今、確かにそうかもと思う。この言葉があったので、最近どんどん記事を書くようにしているということもある笑
• 常に能力を更新する
わたしの能力ではついていけない。と宣言したい泣
でもそうも言ってられない。自分に限界があるなら、自分の能力更新ができる他者と関われば良いらしい。その他者とは
1、子どもと保護者…子供や保護者も変わっていく。接することでいろんなことが起こる。そのときに子供や保護者のせいにせず、もがきながらも解決していくことで成長できる。
2、尊敬すべき先輩や後輩といっぱい雑談をする。…雑談する中で相談をしてみると、こともなげに教えてくれる人は多いし、愚痴を聞いてくれる人も多い。意外とね。
3、真似できることは真似る。…まなぶは真似ぶ。アドバイスはまず真似してみる。それで良ければ取り入れる。やってみて無理なら辞める。使ってみてその是非が分かる。
…なんだかこれでもだいぶ盛り沢山になってしまいました。
これまで長文にお付き合いいただきありがとうございました。
ということで、これからも、専門である理科、化学の勉強はしつつ、生徒保護者理解を深めるための心理学の勉強も続けようと思います。
(コーチング、カウンセリング、統計学、語学もやりたいんだけどなぁ)