ポーカーチェイスでポーカーを始めてR2600になった話

はじめまして。けみこと申します。

MTG関係で名前を見たことがある人にはお久しぶりかもしれません。
最近はポーカーにはまってるけみこです。

(MTGとポーカーと聞いて頭痛がする人もいると思いますが、ポーカーというゲーム自体は楽しんですよ。ホントにね)

今回は、ポーカーチェイスからポーカーを始めた私がR2600に辿り着くまでの話をしようと思います。

技術とか難しいことはほかの人の方が適任だと思うので、出来るだけ減らしたいですがちょこっとだけ書きます。

1.ポーカーって、手札を交換するやつだよね?


誰もがやったことがあるはずのトランプ遊び。
おそらく、ポーカーをやったことがあるという人は少なくないでしょう。
でも、そのルールはきっとこうだったと思います。

「カードを5枚引いて、何回か手札を交換して、出来た役の強い方が勝ち」

私もそうでした。
ちなみに、この形式のゲームをドローポーカーと言うらしいです。
私の場合、大学時代の先輩はテキサスホールデムをやっていたので、「手札が2枚しかないポーカー」というものの存在自体は知っていました。

「ポーカーチェイスってゲームでテキサスホールデムが出来るらしい」

テキサスホールデムは手札が2枚。
場に5枚のカードが捲られて、その7枚の中のいいとこどりで役を作るゲームだという程度のことは知っていました。面白そうだと思った私は、早速ダウンロードして遊んでみることにします。

当時は2021年9月。確か、ポーカーチェイス稼働直後ぐらいだったと思います。まだレート戦がゼロサムゲームだった時代のことです。

2.開幕オールイン?! 乗ろう!!!


先に言っておきますが、今のポーカーチェイスではランク戦のレーティング期待値がプラスになってます。レーティングの平均程度の力があればいつかランクが上がると言い切れる、万人に優しい世界です。

しかし、ポカチェの稼働直後のランク戦はゼロサムゲームでした。期待値はプラマイゼロ。平均より下の力ではランクを上げることが極めて難しい、とても厳しい世界です。

また、ポカチェで遊んでいる人もテキサスホールデムを始めたばかりの方が多数派。
であれば、稼働直後のステージ2において、
「とりあえずチップ使って遊ぼうぜ! オールイン!」
となる人が多かったのは当然の結果だったと言えます。 

当時初心者だった私は、自分に配られた2枚が強いのか、弱いのかについてよくわかっていませんでした。

これは初心者あるあるだと思うのですが、J以上が手札にあったら強そうな気がしませんか?

レイズにコールされた時点で自分の2枚より強いハンドが相手から出てくることになるんですが、まあそんなことは知ったこっちゃ無いですよね。初心者である私には自分のハンドしか見えません。ボードに捲られる5枚のカードは今でもたまに消えます。

絞れてないからじゃないですかね?

強い人がやっていることを何もわからないのは悔しいもの。
ポーカーの本を買って読んだり、GTOのソフト(なんかいい感じの計算をしてくれるらしいです)を恰好つけて導入して即漬物石にしたりしてました。

あと、プリフロップのハンドレンジもある程度覚えたりしてましたね。
Zerosハンドレンジとか。オリチャーに走りがちですが。
(チャートを守るのではなく、チャートに守られているのだ……)

GTOの結果を見るのは楽しい。実践するのは初心者には無理です()

そのあたりでMTGの方を真面目にやり始めたり、kovaakに無限の時間を投入したりしてポーカーチェイスは一旦休止状態になります。

私がポーカーに復帰したのは、今年の3月でした。

引退していたのは半年ほどの間のうちにレーティングのシステムが変わったことで、ポーカーチェイスのランク戦は引退当時では想像もつかないような高レートの方が居る優しい世界になりいました。

引退前は1700ぐらいでランク1位でしたが、今では2800ですからね。

3.ポーカー、面白いな?


どんなゲームでも勝てれば面白い
という説があります。
ミもフタもないですが真理です。
ポーカーを再開したことで、引退期間のうちに読んでいた電子書籍に書かれていたことが脳裏を過ぎります。

・リンプ(ビッググラインド以外が1BB払って参加すること)は避ける。
・Aハイのドライボードではオリジナルレイザー(ボードが捲れる前に最後にレイズをした人)は安く広くレイズをして、相手の弱いハンドを降ろすのが有効。
・ブラフレイズとバリューレイズは同じ額でレイズをする。
・中途半端な強さのハンドはレイズに向かない。
・レイズをしてこない相手は広くレイズして降ろす。
・ゲーム終盤のオールインを恐れない。

特に意識していたのはこの辺りでしょうか。

知識をつけたことで、以前とはボード、アクションが違って見えます。

例えば、フロップ・ターンでベットしてきていた相手がリバーでベットして来なくなったら「手札が中途半端に強いハンドになったのかな。じゃあ場に落ちた8のペアとか?」という風に考えられるようになりました。

「なら、レイズしたらKヒット以外降ろせそうだな」

そんなことは無くて普通にKのペアに激突したりします。相手のハンドの決めつけてはいけません。しかし、今の私には自分の手札しか見えてなかった頃とは違うものが見えます。もちろん見落とすことはよくあります。あれ?ダイヤ3枚落ちてたっけ?

私はポーカーが上手いわけではないです。
だからこそ、まだ先があるんだろうなと楽しみつつ、しばらくはテキサスホールデムを楽しめる気がします。

所詮はランク戦がゼロサムゲームではないおかげでたどり着いた数字です。
だとしても「自己満足ですが気分はいい」というやつです。


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