2022/4/12 芦屋5日目 オールレディース 12R 事前予想日記
2022/4/12 芦屋12R 14:46
準優勝戦
進入予想 123/456
寺田のイン戦。
今節の寺田は強さを感じる。モーター42号機は伸び、行き足、出足中堅以上ある。特に、伸びと回り足が良いので面白いように捲りが決まりスタートも決まっている。寺田クラスの女子レーサーにパワーモーターと芦屋だと独壇場になってしまうという印象である。
寺田は女子A1レーサーの中ではスタートが遅い選手であるが、それも感じない節間である。多少スリット劣勢でも伸び返し先マイしたらイン逃げは充分考えられる。
・モーター評価
寺田(◎)>>松本(伸び○)>魚谷>間庭・細川・深川
松本はイン逃げは昨日出来なかったが、節を通してモーター11号機の伸びは良い。展開をつく足はある。
深川に関しては、モーター16号機にやはり伸びがない印象。ただ昨日の11Rの第一ターンマークであり、流石元A1レーサーのターンであった。スタートは平均的な選手であり、捲り切るまでは難しいが3号艇の細川がスタート遅い選手なだけに、スタート踏み込んだら3日目の島田なぎさみたいに絞りにいき、5か6に展開を与えるのをイメージしたい。
今回、注目したいのは緑の間庭である。
今回間庭が6号艇にいるので、勝負してみたいレースとした。単純に間庭がきたらオッズが美味しいから勝負したわけではない根拠がある。
間庭に関しては、2021年12月の戸田から注目している。この頃から、ダッシュだとしっかり着に絡むようなレースをしている印象があり気にかけていた。
また、浜名湖では着に絡む以外に展開をついて頭も取り、優勝まで後一歩と迫っている選手で、近況の気配が良い。さらに、今節はあまり慣れていないイン戦もイン逃げ成功し、スタートも安定してきている。着取りの判断が良い若手はあまりいない。大山千広や土屋南といった攻めの若手とは一方で、エレガントに冷静な判断が出来る鎌倉涼ような選手になり得る素質は持ち合わしている。今年一番飛躍若手女子レーサーではないかと予想している。
さらに、驚くべきデータがある。
6号艇の3着限定した時の連対率である。
直近半年だと6/12であり50%は女子の中でも突出している。着取り巧者の鎌倉涼・西村美智子・渡辺千草以上の3着率である。
寺田、魚谷、細川、深川、松本は現A1や元A1レーサーよりも遥かに間庭の6号艇の3着率が高いのである。
それだけ2~5が攻めて後の冷静な判断や道中の捌きが出来る可能性はある。ただ、準優であり今までとは違って実力者が並んでいる。過度の期待は禁物である。
また、深川が昨日同様の気配を維持していたら、細川のスタート次第(細川はスタート後手になりやすい)で捲り一撃もあるが、寺田とラップ状態になれば、分が悪いとみた。また捲り切っても、寺田は最後まで鬼神のように追走して諦めないレーサーである。寺田のイン逃げを買い目として選んだ。
考えられる出目は、
① 1-23=56(寺田先マイ、深川絞り切れず強引に捲って流れて、56に展開が向くパターン)
② 1-4(細川が凹んで、深川が捲りに行くが寺田と並走して道中で負けるパターン)
この2パターンをベースに考えていきたい。
女子戦あるあるで、結局スリット揃ってダッシュがノーチャンスの1-2=3だけは怖いが果たして、、、
後は展示を確認する。
・展示評価
寺田>魚谷・細川>>松本・間庭>深川
内内の3人の気配が良い。寺田のイン逃げが濃厚であり、魚谷の逃がし率も50%。細川も乗り心地が良さそうな回り足になっている。
スリットが揃う可能性が高く、そうなった場合は1-2=3で、4.5.6はノーチャンスになる。
深川の気配があまり良くない。やはり機力がないのか、伸びが今ひとつである。仮に細川が凹んで、深川が絞っても寺田は先マイをして、深川の仕掛けによって、5か6が最内をつく展開を本線とする。
松本や間庭は伸びが良い。ただ、間庭は緊張しているのか、慌てているようなターンをしている。本番にアジャスト出来ないと、内内決着になる。鍵を握るのは深川の仕掛けになる。
本線
1-23-56
狙い目
1-5-236
穴
1-4-256
1-4-2
1-4-5
1-4-6
買い目10点 1000円投資予定
結果2-3-1 外れ
→スタートが綺麗に揃ってしまった。深川も中途半端になり、松本の差し場もなし。間庭の最内は良かったが、それ以上に寺田の失速が予想できなかった。展示気配が良かった内内の3人のうち特に、魚谷と細川が寺田を上回るのは予想できなかった。