佃煮子ThukudaNiko

24歳/ 愛する人と物と暮らす日々の記録。家族は園芸好きな夫と0歳のわんぱく坊。都内在勤。日常を濾して濃縮して、浮かんだ言葉にやすりをかけながらつらつらと文章を書くことが好きです。よろしくお願いします。

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24歳/ 愛する人と物と暮らす日々の記録。家族は園芸好きな夫と0歳のわんぱく坊。都内在勤。日常を濾して濃縮して、浮かんだ言葉にやすりをかけながらつらつらと文章を書くことが好きです。よろしくお願いします。

最近の記事

#004 曾祖母の台ふきん

私が実家で過ごした時間には、常に祖母がいました。学校から帰ると、毎日必ずおかえりの声が聞こえてきました。 祖母は所謂、おばあちゃんの知恵と呼ばれるもの、言い換えれば、少し手間のかかるものはあまり好まない人でした。 文明が生んだ発明品が好きで、ヒルナンデスの百均便利グッズ特集を見ると放送翌日によく買ってきていました。祖母はお得という言葉も大好きでした。 そんな祖母は毎朝四時半に起床して、まず洗濯機を回します。その間に布団を畳んだり、トイレ掃除や拭きものをして、時間になれば祖

    • 私は良い母親にはなれない。

      ほんの一年前まで自分には縁がないと思ってずっと足を踏み入れたことがなかったアカチャンホンポや西松屋も、今ではスマホにアプリを入れて持ち歩いているし、何回もマタニティ用品や出産準備品を買いに足を運んだ。 先日も母親とアカチャンホンポを見ていた。母親が突然「これはいいよ~」と言うので何がいいのかと見てみたら、それは「おしりふきウォーマー」なるものだった。 飯ごうのような機械におしりふきを入れておくと、機械がおしりふきを温めてくれて、赤ちゃんがおしりふきの冷たい感触に驚かなくな

      • 一期一会 陶芸たい焼き

        安産祈願の戌の日に、恋人と箱根へ旅行に行った。旅行中、強羅公園にある箱根クラフトハウスに立ち寄り、人生で初めての陶芸作品をお迎えした。 秋山昌史さんという陶芸作家様の作品。帰宅後、Creemaで作品を覗いてみると、他にも沢山のたい焼き作品が(https://www.creema.jp/c/masashiakiyama)。クラフトハウス店内では見かけなかった作品もある。 たい焼きって、見た目も可愛いし、甘くて美味しいし、心も身体もぽっと温かくなる。陶芸作品が持つ雰囲気とたい

        • つわりが治まったと思ったら、今度は風邪を引いた。

          今日は自分のくしゃみで目が覚めた。起きた瞬間の身体の重さと頭がぼーっとする感じ。あー…やっちゃった…どこで拾ってきたんだろう…。それ以降、鼻水が止まらない。 最近は悪阻も落ち着いてきて、少しずつご飯も食べられるようになってきたので、本当は今日、起きたら久しぶりに大学に顔を出す予定だった。 妊婦になると免疫が落ちて風邪を引きやすくなる。免疫が落ちるのは身体の中の赤ちゃんを免疫が攻撃しないようにするためらしい。人間の身体ってよくできてる。すごいね。ただし風邪薬を気軽に飲めなく

          彼氏が作り置きの麦茶に赤カビを生やした。

          今日は良い休日を過ごした。夜ご飯で一緒に行った回るお寿司では2皿だけ食べてお腹がいっぱいになった。妊娠11週も半ば。一時楽になったと思ったつわりとも、まだもう少し付き合わなければならないらしい。 夜、彼氏がすよすよ寝ているのを見つつ、麦茶を飲もうと冷蔵庫を開けた。作り置きの麦茶が残り少しだ。明日の朝飲めるように足しておいてあげよう。 まだ残っていた中身をコップに移して、空になった麦茶の冷筒を洗う。手を突っ込んで違和感。なんか内側ヌメヌメしない? 嫌な予感がする。蓋の裏を覗

          彼氏が作り置きの麦茶に赤カビを生やした。