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1つのゴールとその先
やけに小洒落たタイトルを書くものだな、と思う人もいるかもしれない。
普段、文章なんてそんなに書かないし、ましてや活字を見ると秒で眠りの世界に飛んでしまう人間には勢いが必要で、その時の勢いで書いちゃえ!と思って行動する。
逆を言えば、一度中断すると、「何でこんなもの書いてんだっけ?」と我に返り、辞めてしまうのだ。
僕は、そういう人間だ(ビッグダディ風)。
そんな、人生中途半端人間を絵に描いたような僕が、先日、あることを成し遂げたのでここにご報告。
馬鹿ードが、揃った!!(ドン!!)
![](https://assets.st-note.com/img/1720864161723-bIr4p98L9H.png?width=1200)
えー…
先程の発言につきまして、つい、気持ちが昂ってしまいました。
大変失礼いたしました。
気を取り直して…
TBSラジオで月曜深夜(=火曜)に行われている番組、「月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」のノベルティ、「深夜の馬鹿力カード」、通称・馬鹿ード。
36種あると言われていて、前々からこの馬鹿ードをコンプすることを目標に掲げてきた。
そして、投稿をスタートして3年。
色々あったが、ついにコンプすることが出来た。
![](https://assets.st-note.com/img/1720864229745-LppapzDJX7.jpg?width=1200)
なお、「深夜の馬鹿力」については、過去のnoteにて紹介させてもらっているので、併せてチェックしていただけるとありがたい。
このカード、番組でメールが読まれるか、コーナー内のリスナー投票で抽選で3名に選ばれると貰うことができるのだが、毎週、数千通ものメールが来ると言われている中で、カードを集めるのも、ましてやコンプリートするのも大変(だった)。
今回は馬鹿力のネタ投稿について色々振り返りながら、今後のことも自分への戒めのつもりで書こうと思う。
【1年目 ただがむしゃらに…】
先述のnoteで、初めてネタを拾ってもらった時のことに触れている。
ただ、ヒット数で言うと大体2.3週に1通読まれるかどうか、という感じだ。
実は、馬鹿力の投稿を始めて結構苦労したことが1つあって、それは、番組内のトークやネタで出てくる単語を全然知らないことだった。
今でこそある程度は把握しているが、例に出すと、当時はママタルトの大鶴肥満も全く知らなかった。
「多分、大鶴義丹のそっくりさんなんだろうな…でも何で肥満?」というくらいの認識だった。
ネタ投稿自体は、カルタで言えば毎母音5-7つ程度。
「俺はこれで勝負するんだ!」という話ならいいが、当時、送っていたネタをスマホのメモ帳から引っ張り出して見てみると、まー荒削りだこと。
顔から火が出そうになる。
なのでネタを聞きつつ、「これはどういう意味か?」を調べるばかりだった。
まぁ、この頃は別に読まれることが目標だったので…
【2年目 分かってきたようで分かってない】
いろんなカルタが上がり続け、新しいカルタや新コーナーにもチャレンジ。
カルタの数的には、各母音で10程度。
…とはいっても、やはり、隔週で1通ヒットするかどうかというレベルで、思った以上に奮わない。
2週、3週ヒットしない時もあり、かなりしょげたこともあった。
でも投稿を辞めなかったのは、この時から少しずつコンプリートの目標を「マジでやってみようか」と思い始めたからである。
それから、何かヒット数を増やす術はないか考えた時に、普段読まれているカルタの書き出しについて研究し始めることにした。
各母音の書き出しとしてどんな言葉がよく出てくるかか、キラーフレーズに持っていくにはどういう書き出しが良いか。
メモ帳ベースで記録を取り、それに沿って書くようにしてみたのが2年目の終わり頃。
そしてその成果は、3年目に突入して花を開く。(?)
【3年目 増える採用数 一方で…】
結論から言うと、2年目のほぼ3倍の採用数を叩き出すことが出来た。
書き出しの分析を始めたことで、よかったことがある。まず、単純に書き出しに困らなくなったこと。
頭のフレーズは既に決まっているから、そこからどう肉付けするか、という行動に入ることができる。
文章を考えるのが苦手な僕にとって、書き出しで困っていたら何も書けずに時間だけが過ぎていってしまう。
それが解消されたのはとても大きい。
次に、各母音のネタ数を全体数を何となく知ることができ、ネタを書く配分を決められるようになったこと。
これは、馬鹿力に関するnoteやブログを書かれている方も同じことを仰っていたが、カルタの採用数を調べると、各母音で拾われるネタ数にはムラがある。
「あ」は比較的多いし、「う」「え」は少ない。
特に、「う」の母音から始まる単語は少ない。
「ぬ」から始まる単語を書けるだけ書いてください。
と言われたら、果たして何個書けるだろうか?
同様に、「る」から始まる単語も書いてみてほしい。
出そうで出ないと思う。
僕は全然出なくて脳汁が耳から飛び出た(ビュバァ)。
各母音のネタ数の比重を調整できると判断し、ここは多めに作る、ここは少なめにして強めのネタを書くことに注力する…ということができた。
ちなみに、この時のネタ数としては各母音で10-18の間を調整しながら作っていた。
と、ここまでが良かったこと。
ここからは、大変だったこと。
まず、書き出しが決まることについて。
同じようにその書き出しで送られるネタの中で一つ抜きん出るためには、インパクトを残せるようなフレーズを持ってくるか、もしくは「こういうカルタが読まれるだろうな」と逆算し、そこから伊集院さんが「同じフレーズで…」と、引っ掛けてもらう方向で考える必要がある。
これが大変だったり…まぁ、楽しいけども。
次に、ここまで徹底すると遊びなのかガチなのか、という自問自答する機会が増えること。
これは馬鹿力に限った話ではなく、色んな番組でネタを拾ってほしいと思うなら、そのための努力をするのが当然な訳で、その努力の度合いがガチになればガチになるほど、「今、楽しんでやってるかな?」と我に返り、熱が冷めやすくなるのではないかと考える。
何事もほどほどが1番だと意識することが大切。
あと、これはテクニックの話ではないが、採用数が増え、新規のカードが増える中、「コンプリート出来るのだろうか?」という漠然とした不安が襲っていた。
新規のカードが増えれば、当然カブりも増える。
貰えることは嬉しいけれど、枚数が多い中で全部カブりだったことが多々あった。
そこで考えてしまうのは、馬鹿力がいつまでやるかということ。
人気番組も、何らかの理由でいつかは終了する。
その時に、コンプリートできているかどうか。
もし、仮に終わるとして、それは何年後か。
ある時からそんなことばかり考え、焦っていた。
今となっては、揃ってよかったねと言えるが…
【そして現在 コンプリート達成】
実は年度の区切り方が微妙なので、厳密に言うと12月・1月の年跨ぎではなく、投稿をスタートしたという年度半ばからの計算でちょうど3年経過した時にコンプを達成している(わかりにくい表現ですみません)。
漠然と「揃わないかも」という不安と毎回戦っていたが、封筒を開けて、1枚ずつ丁寧にめくると、今までに見たことのないカード。
手元のカードを調べる。
35、これを入れると、36。
間違いない、これが36枚目だ!
ということで、小踊りなんか踊っちゃって。
揃ったことを大喜びしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720874185715-uWc48H7nsH.jpg?width=1200)
こんな感じで、封筒も残しています(35枚くらい)。
【ゴールは次のスタートな訳で…】
そんなこんなで、カードはコンプした。
したが、まだ終わりじゃない。
むしろ、ここからがスタートだ。
ここから何枚集められるかひたすら走る?
サイン入りのコンプリートを狙う?
出来ることは、まだまだある。
今の状態をたとえるなら、ゲームのシナリオをクリアした直後で、これからクリア後のイベントやらやり込み要素やらを遊び尽くすモードに入るところだろう。
ここからが面白いところ、といえるかもしれない。
それと、もう一つやりたいことがある。
これは、恐らく前者との両立は難しいと思うし、もっと早くから取り組むべきだったのかもしれないと思うのだが、ラジオ関係の仕事をやってみたい。
スタッフとしての仕事、作家さんとしての仕事。
どれもが興味があって、気になっている。
自分の中で「ラジオを仕事にする」ことが、果たして良いことなのかどうなのかは分からない。
色んなものが足りない人間だから、全然ダメかもしれない。
ただ、ほんのわずかでもその仕事をしている自分を想像していて、憧れを持っている。
やってみたいな。
(そのためには自分から行動しなければいけないが…)
長くなったので、まとめると…
馬鹿ード揃いました!
伊集院さん、いつも楽しい放送ありがとう!
今後も頑張ります!
ということです。