書評『シベリアのトランペット』『南の島に雪が降る』@関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊
関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊、10月分が公開されました。今月は、岡本 嗣郎『シベリアのトランペット もうひとつの「抑留」物語』、加東大介『南の島に雪が降る』の2冊です。
収容所や刑務所のような、社会から隔離されて自由のない場所でも、いえ、そういった場所であるからこそ、人は娯楽や芸術を強く求めるようです。
今月の2冊はいずれもそのような私たちの日常とはかけ離れた環境で生み出された文化活動を記録したものです。