ぷりっつ

忘れる前に

ぷりっつ

忘れる前に

最近の記事

僕と君とロック/ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:を観て

※本作は映画本編のネタバレを含みます アニメぼっち・ざ・ろっく!の総集編の後編である本作。 冒頭、喜多ちゃんがギターが引けないからライブに出れないと断りの連絡を虹夏と山田に入れようとする所から本作は始まる。アニメにない新規シーンだ。場面は切り替わりバンドを諦めて、友人の遊びの誘いに乗る喜多ちゃん。ふとギターを背負っているピンク髪の女の子の後ろ姿が目に止まる。その女の子こそ後藤ひとりである。 ここで観客は確信する。前作は後藤ひとりが''なぜバンドをするのか''というのが主題

    • 忘れられない歌詞たち

      好きな歌詞が沢山ある。 少しずつ紹介する。 「夏の始まり」を告げる蝉であるところを「夏の終わり」を告げる蝉とある本曲。 秋になり蝉の鳴き声が聞こえなくなることを婉曲して表現していると感じる歌詞である。 しかし根本的に夏が終わるような出来事があり、その際の虫の知らせを歌った歌詞とも感じられる。日本語の難しさと面白さが同時に襲いかかってくる大好きな歌詞だ。 銀杏BOYZ好きからなる東京・下北発のガールズバンド東京初期衝動の曲から。 友達をやめて絶交するのか、果てまた一線を超え

      • 夏は嫌いだ

        夏は嫌いだ。 先日から大雨と晴天の繰り返し。やがて梅雨が明ける。夏がやってくる。ただ日差しが強く、蒸し暑く、汗かきの僕からすればべっとりとした夏だ。 夏の匂い、夏の隙間、好きでもない夏。 好きな歌には夏の要素は愚か、夏という言葉が散りばめられていることが多い。夏に思いを馳せて書かれた歌詞ということだろうか。 それらが夏にリリースされるとは限らない。夏の記憶を辿り、秋や冬など他の季節に書かれたのだろうか。 そこ書かれている''夏''というのは季節的な言葉以外にも広い意味が包括

        • 劣等感と決別のセオリー

          劣等感とは他者や未来の自分に対して現在の自分が劣っていると感じる感情のことだ。自分は有名人やアーティストに限らず、気兼ねなく話せる人、自分と一緒に隣を歩いてる人にさえ劣等感とやらを感じることが多かった。 これを読んでいる方の中にも少なからず「あの人と違って......。」や「あの人はああなのに......。」と感じながら生きている人はいるのではないだろうか。僕自身、人と上手く話せない、なかなか新しい出会いに恵まれない、そういうネガティブなマインドの根底には常に劣等感が付きまと

        僕と君とロック/ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:を観て

          二千字とラーメン

          無事に2000字を超える私小説を書き上げることが出来た。この半年の中でも抜群に1つ成長した気がする。随時noteにあげるつもりだ。 今日はセンター分け、黒ぶちメガネ、ヘッドホン、イヤーカフ、買ったばかりの古着T、6月の中でも随一に機嫌がよかったが、 どこか風邪っぽい気がする。帰り際に店員さんと軽くお喋りした時に喉はガスガス、鼻声、目も開かない。ここ数日を頑張り過ぎた。思えば5月のGW頃から自分の思うがままに駆け抜けてる気がする。2週に1度の弾丸衝動旅行。新しい知識の蓄え。そ

          二千字とラーメン

          拝啓、大嫌いだった福岡の街へ

          「地元ってどこ?」 年々新しい人と出会う度に聞かれる事が増えたフレーズだ。 簡単に自己紹介すると、僕は山口県の産婦人科で産声をあげ、香川県で幼少期を過ごし、高知県にて寮生活を始め中学高校時代を過ごし、福岡県で大学生活を送り始めて3年目だ。 補足すると香川で過ごした時の友人達とはもう連絡は取れておらず、「地元の友達」と聞くと高知の友人達が連想される。 だからこそ、「地元どこ?」と大学になって聞かれた時に香川とは言いたくない感情が強かった。知り合ったばかりの友達に「地元?高知だ

          拝啓、大嫌いだった福岡の街へ

          居場所と世界

          まず始めに居場所と言う言葉はあまり得意ではなかった。つい最近までは。 居場所と言われると自然と、大勢や数人のグループ付き合いが連想されてしまう。少なくとも大学で1人で学食を食っている内は大学の居場所なんて程遠い感覚なのだろうと思っていた。この福岡の地で無下に居場所なんてものは探すのすら野暮だろうと。 逆に、この広い世界にはいるかもしれない。人の目を気にしてグループに属してはいるものの、どこかここが自分の居場所じゃないように感じている人も。 ふと思い、友達に相談した。 「居場

          居場所と世界

          死記

          俺がもし死んだら。 そんな話親にすぐ止めなさいと叱られた記憶がある。当時はただ臓器提供してもいいよって知っておいて欲しかったのにと思ったが、今冷静に考えるとそれすらもデリケート過ぎる話題。自分にもし息子や娘が出来て突拍子もなくそんな話をされたらたまったもんじゃない。 好きなライターさんが祖母を無くした際に「人は思い出の中で生き続ける。」と綴っていた。色んな人がたくさん使ってきた考えだろうだけれども、久しぶりに聞いた自分にとっては新鮮な気持ちになった。 急に居なくなってしまっ

          初めましてnote

          どうもお世話さまです。 インスタのサブ垢みたいなもので日記を書いていてた野郎です。 暇つぶしのテリトリーを広げに来ました。 簡単に自己紹介すると四国出身の現九州の大学生です。 趣味は音楽聴くこと、読書、ベース、映画鑑賞、アニメ・ドラマ鑑賞、文を書くこと、ファッション(古着集めやら)、料理、ゲーム、散歩...etc 趣味が音楽を聴くことと言っても邦楽なのか洋楽なのか幅が広い。僕は詩や文学、とどのつまり日本語や言葉が好きなのだ。主にJ-ROCK、日本語ラップを聴く。MCバトル

          初めましてnote