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あなたにとって『美味しい野菜』ってどんな野菜ですか?

こんにちは!シェフズファームのSHIGEです。
突然ですが、皆さんにとって「おいしい野菜」ってどんなものですか?

作り手と作り手

例えばある農家さんは小学校に通う子供たちの好き嫌いを治したいと言う思いで野菜の品種を選び抜き、そして子供たちに提供しています
彼らのおかげで、子供たちの好き嫌いがなくなっていったそうです。
ニンジン、ピーマン、トマトと言った結構よく好き嫌いを聞く野菜たちをあえて作ってらっしゃいます。
私もその農家さんが作ったニンジンを食べさせて頂いたのですが、本当に甘くて、びっくりするほどおいしいニンジンでした。この野菜たちは「F1品種」と言われる品種改良された野菜たちです

また別の農家さんは「固定種」「在来種」にこだわって無農薬で有機栽培をされています。
この「固定種」「在来種」の野菜たちは、野菜本来の味をしっかり出してくれている野菜たちになります。
苦味のある野菜はほんとに苦味があり、クセのある野菜はちゃんとクセがあるそういった野菜たちです。
そんな野菜たちを選んで食べてらっしゃる方も多くいらっしゃいますね。
無農薬がいいと言うことで、無農薬オーガニック野菜を選ばれる方も多いと思います。

野菜の品種や栽培方法だけでなく、料理人さんの「うんちく」を聴きながらその技術の高さ、そして出てきた料理の驚き、そういった環境によって野菜はおいしいなぁと感じる方もいらっしゃると思います。私も料理人としてそう言ってもらえると嬉しいですね。

多様性の時代だから多様でいい

誰が作った野菜なのか誰が調理した野菜なのか選ぶ基準はたくさんあると思います。

そう考えるとおいしい野菜っていうのはどういったものになるんでしょうかね?

私は作り手の思いが伝わる野菜だと思っています。
作り手と言うのは生産者である農家さん、または調理をしてくれる方、そういった方々の思いが伝わることで「美味しい」となる。そんなふうに私は思っています。

それ以外にもみんなで食べる、みんなでワイワイ一緒に作って食べる野菜料理も美味しいですよね。
皆さんも子供の頃、学校のみんなで一緒にカレーを作って食べたそんな記憶ありませんか?その時のカレーのおいしさって本当においしかったと記憶に残ってますね。

食べるシチュエーションによって野菜たちのおいしさって変わるんです。

今、副業農業やってる私としては自分が作った野菜が、誰にどんなふうに食べてもらいたいか、そういったことを日々考えながら育てています。

私も料理人ですのでたまには自分で料理したのを紹介したりしてみようと思います。

野菜を知り、調理をすることの意味

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バターナッツかぼちゃのハニーマスタードマリネ」になります。
先日の梅雨の大雨によって、畑が水没してしまい、急いで収穫をしたバターナッツかぼちゃなんですが、それから1ヵ月ほど追熟させてみたんですけれども、まだまだ熟成度合いが早いなと感じたので、逆にそのフレッシュ感を利用してこういったさっぱりとしたマリネ料理にしてみました。
バターナッツかぼちゃと言うと、本来はスープとかによく使われて、甘みがすごく出るんですが、今回私が作ったバターナッツかぼちゃは、ちょっと収穫時期が早すぎたのもあり、フレッシュ感が残ってます。
まだまだ追熟していくとひょっとしたら甘みを出てくるのかなと思いますが、またそうなったら違う料理も考えてみたいなと思います。

ようやく梅雨が明けまして畑の夏野菜たちがどんどん実をつけてくれるようになってきました。

そろそろ収穫の時期が来るなと楽しみにしています。
先日1つ丸茄子を食べてみたんですけれども、想像よりおいしかったです。
自分で言うのもなんですけれども、自分で育てた野菜ってやっぱりおいしいですね。
皆さんもぜひ野菜作り挑戦してみてください!ではまた次回!


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