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農業を始めて見えてきた畑選びのポイント。その前に大事なこと。

こんにちは7ファームの茂です
今回は新規就農しようとしているあなたへのちょっとしたアドバイスを、と言うことで畑選びについてお話ししていきたいと思います。
どこで野菜作りしようかなとワクワクしながらの畑探しになるとは思いますが、まずどうやって探しますか?

畑ってどうやって探すの?

私の今の畑は繋がりの中でお会いした農家さんから畑をお借りさせて頂いています。本当に幸運だったといえます。当然ですが土地の区分による農地を探すことになると思いますがこれがなかなか大変なんです。

実は今の畑が見つかる前は、直売所でいろんな人に声をかけて休耕地の情報を集めていました。でもなかなか良い土地は見つかりませんでした。

それもそのはずで、畑をしていないとは言え、先祖から受け継いできた土地になりますので、見ず知らずの人間にいきなり話されてもね。その辺は結構シビアな問題なんです。そのことをしっかり踏まえた上で信用、信頼していただけるような関係作りが大事になってきます。
畑を貸す側にとっても「この人がきちんとこの土地を管理してくれるのか」心配だと思います。なのでキチンとした契約書などをしっかり準備される方が良いと、後々のトラブルも防げますからね。時間やタイミングによっては話が変わってくることが必ずあります。変わらないに越したことはないですが、、、

農業をされている方からの紹介の他にも、各市町村役場へ問い合わせるのもいいかもしれません。農政課さんなどには情報があったりすることもあります。

畑候補地選びのポイント

では探すにあたっての条件について皆さんはどんなことを考えますか?

第一に、アクセスのしやすさがあると思います。
副業農業と言う観点からお話ししますと、やはり畑へのアクセスに掛る時間、これは結構大事です。
家から3時間も4時間も掛るような場所だと、いざっていう時になかなかすぐにいけないっていうことがありますよね。作業時間も限られる中、移動時間に当てる時間は少ないに越したことはありません。
なるべくなら近い場所が理想ですね。

ただしその前に考えなきゃいけない本当に大事なポイントがあります。

どこで、誰に、どうやって

大事なポイントとは、あなたが育てた野菜を
・誰に?
・どこで?
・どうやって売るのか?

そうです。販売方法です。
当然ですが売り上げを立てることが目的で副業の農業をやりますので、その販売場所の確保、販売方法というのはとても重要な問題です。むしろ1番先に考えなきゃいけないポイントかもしれません。

あなたの野菜を買ってくれる人はどんな人ですか?


■佐藤大作 42才 職業:料理人 高校出てから料理の道へ。世界中の料理を学び、素材の味を生かすイタリア料理に魅了され35才で独立。ビストロレストラン「アトリエEATLOCAL」オーナーシェフとして店を切り盛りしている。既婚:子供二人 不規則な仕事ゆえ健康面に気を使い、食材や調味料に拘りたいとしているが、拘ればこだわるほど、原価と売価のバランスに苦しむ。趣味は釣り、アウトドア。休みの日には自然の中に出かけてリフレッシュしているが、なかなか家族からの同意が得られず本当は一緒に連れて行きたい。通勤は車。車内ではラジオをよく聞いている。仕入れは市場や行きつけのお肉屋魚屋で仕入れる。地域への貢献意識が高く、地元エリアのイベントなどにも顔を出し周知活動もしている。お店の宣伝広報は主にFacebook、Instagram。「美味しくて安心安全な料理」を提供する地元密着型のレストランを目指している。
■浅川南 35才 職業:専業主婦 7歳、4歳の二人の娘がいる。夫はシステムエンジニア。郊外に一戸建てを購入。趣味はカフェめぐり。雑貨屋めぐりを通じて自宅の庭のガーデニングに目覚める。元々アトピー持ちで、食生活には気を遣う。娘たちも兆候が見られ、健康に意識した食材に対して過敏に反応する。子供たちの送り迎えなどで時間を取られることもあり、オーガニック野菜、無添加の調味料をネットで検索して購入している。
家庭菜園にも挑戦しようと情報を調べている。主な検索ツールはInstagram、Google。

私がペルソナとして設定している人物像です。
この二人にとって有益な情報を日々考えて発信しています。
例えば「佐藤」の場合、レストランを経営しているという設定なので、Facebookの投稿時間は15時台、22時台あたりが見てもらえる確率が高いかなと予想されますし、「浅川」の場合は、Instagramが主なツールになっているので検索するであろうタグを想定してキーワードを選んでいます。
#アトピー #無添加 #無農薬 #子供に安心して食べさせれる野菜
といった感じですね。
このペルソナが決まると、様々なことが決まっていきます。
レストラン経営者に向けて「珍しい野菜」や「貴重な野菜」を
健康に気を遣う主婦に向けて「無農薬野菜」や「遺伝子組み換えではない品種」などを作っていく必要があるわけです。

またペルソナを決める前に販売場所が決まる方もいらっしゃるでしょう。
道の駅や直売場が近くにある方は、そこで売れる野菜はどんな物で相場はいくらぐらいなのか、マーケットの調査は欠かせませんし、そこを利用しているお客様はどんな方が多いのかなど、やはり販売することから逆算して作る野菜を決めていく方が効率いいですよね。
農業で副業収入を得ることが目的なので、こういったマーケティングの知識や経験は大いに役に立つと思います。
また各種SNSの上手な活用方法も勉強する必要があるかもですね。

まとめ

畑選びのポイントの前に、大事な売り先について私の考え方をお話ししてきましたが、もちろんいろんな方法があると思いますので、あなたにあった方法を見つけてくださいね。
ちなみに、このnoteのペルソナはどんな設定で書いていると思いますか?
私が設定している人物に届いているといいなと、日々書いています。

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