第一次世界大戦の休戦記念日
「11月の3連休」
フランスの毎年１１月１１日は祝日です。
そのため息子の通う幼稚園も一昨日の土曜日から本日まで３連休。
息子があと３０分だけ布団の中に収まっていてほしいと祈りながらちょっぴり急ぎ足で今回の記事を書いています。
先週から取得している僕の長期休暇と息子の三連休を利用して、家族で小旅行のチャンスだったかもしれませんが、あいにく妻の同僚が２週間前から１ヶ月のヴァカンスを取得中。
そのため彼女は１１月いっぱい彼の分まで仕事を負担する必要があり、週２の休日も今月いっぱいは、週１ペースでの出勤となっています。
ということで今回は見送りとなり、家族での旅行は年をまたいで来年の１月までお預けかな。
さて、本日どこか近くの公園に彼を連れ出して外で一緒に遊んでこようと考え中。
息子は昨日から彼の大好きな隣街はラ・ロシェルにある水族館に行きたいと僕に話してくるが、一昨日からあまり体を動かしていない彼の運動を目的とした外出となるので、彼の希望は残念ながら優しく断ることにします。
それに彼は既に託児所や幼稚園での屋外活動を含めると、同じ水族館の訪問を４〜５回と経験済みであり、僕や妻よりも多く楽しんでいる。
「追悼セレモニー」
さて、本日の祝日の理由は第一次世界大戦の兵士や民間人を含めた犠牲者に敬意を表して、この日に各自治体でさまざまな記念行事が行われるからです。
フランスの大抵の自治体には、大戦で亡くなった市民の慰霊碑が建てられています。僕が暮らす小さな町でも、慰霊碑のある中心地の公園にて献花などの戦争追悼セレモニーが行われる予定です。
日本では大戦といえば第二次世界大戦のインパクトのほうが強い印象ですが、フランスでは第一次世界大戦のインパクトがトラウマ級に強いそうです。
追悼セレモニーが行われる時間は、第一次世界大戦の休戦協定が実際行われた午前１１時に合わせて進められます。
毎年このセレモニーの様子は、町のインスタグラムや情報誌によってのみ確認するだけなので、せっかくなので息子を連れて実際セレモニーの様子を見に行くとします。
それに同じ敷地内に息子の好きな遊具のある公園に、これもまた彼が好きなパン屋さんも近くにあるので運動も兼ねて歩いっていってみよう思います。
時刻は午前８時ちょうど数分前。彼も大きな音をたてながら布団から出てきて起きて来ました。
さぁ彼の朝の支度の手伝いが今日はスムーズに進むかどうか、ちょっぴり心配な一日の始まりです・・・。
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