バリ島のバティック
20代のころバリ島に行った。深夜に空港に到着して、数いる運転手にすぐに名前を呼ばれて見つけてもらったけど、山の中の芸術の村=ウブドゥに泊まることにしていた私たちは、その後、暗い山道を1時間ぐらいクルマに乗せられて本当にこわかった。
そしてついたホテルの部屋は暗くヤモリがいて、どんなところに連れてこられちゃったんだろう。とあまり眠れなかった。けど、次の日明るくなったら、棚田と渓流を見下ろす山の斜面に建てられたこのホテルがいかに素晴らしい場所だったのかをやっと悟ったのです。
まだバリ島は観光地になりはじめたばかりで、ウブドゥは水田だらけ。海岸沿いのクタなどを反面教師として観光地にならないようにがんばっていたころ。ネカ美術館、カフェロータスまで歩いて行って、夜はケチャダンスを見た。その旅で買ったのがこのバティックだ。
一方、海岸沿いのクタの方に来てからは、今までで一番見えなかったというイルカウォッチング。シルバーだけどサビないよ!と言われたイルカの指輪。。。
やっぱりにぎやかな観光地より素朴な街の方を好むのは昔の旅からずっと一貫しているかもしれない。