親のありがたみ
彼と同棲を始め、早3ヶ月。
実家でも炊事家事をしていた私は、
困ることはないだろうと思っていた。
が、見えない家事に苦慮した。
と同時により親のありがたみを感じた。
例えば、洗濯。
服を洗う干すとりこむ畳むまではいいが、
日に日に洗っても黒い埃がとれなくなった。
洗濯槽の掃除が必要だった。
1時間ほどGoogleで掃除法を調べ
薬局へ用品を買い、帰っては、
数時間、洗濯機をまわし埃は無事とれた。
他にも、冷蔵庫のお茶。
飲んでも飲んでも減らない実家の烏龍茶。
知らないところで、朝夜と母が沸かしていたのだ。
文章で書くだけでは数秒だし、
簡単に軽々しく言えるが、
実際は、ヤカンを洗い、水をいれ、
沸くのを待ち、
沸いたらお茶っぱを入れ、冷ます。
冷めたら、容器に入れる。
お茶っぱがなくなったら買う。
お茶を沸かす1つにしても、
実際にやってみると時間がかかるもの。
1日10時間勤務の母は相当大変だっただろう。
家に帰ればお風呂も沸いている、
自分宛の郵送物も机に置いてある、
冬になれば、毛布が出ている、、、。
こう思いついたことをつらつら
書いてるいるが、キリがないが、
見えない、誰も気づかないところを
母がたくさんサポートをしてくれていた。
私は、晩御飯とお弁当は自身で
作っていた
(時には両親の分も作っていた)ため、
「自分は自立した娘だ!」と
思っていたと同時にまわりからも、
「実家暮らしなのに自立してて
えらいねぇ〜」と褒められていたが、
母は、食に興味も関心が強い私のために、
あえて料理はせずに他を影で、
サポートしてくれていたのかもしれない。
本当に素敵な素敵な母親だった。
新しい生活は学ぶことばかりで、
父母の細かいサポートのおかげで、
私はここまで来れたのだと思う。
ありがとう。
今では、
お茶のレパートリーも増え、
我が家には烏龍茶、ほうじ茶、麦茶の
ストックが常にあるよ。