介護士になってからの学び

先輩にされて嬉しかったこと、先輩になってやりたいこと


・教育担当でなくても積極的に教えて下さる。
・「質問してくれると『こんなことを疑問に思うんだ』とこちらも勉強になる」と言って下さる。
・やりがいを話してくださる。(ex.拒否の強い方が心を開いて下さる時)
・ヒヤリハットを話してくださる
・緊張感のある注意(ex.もっと考えよう。そろそろ変わろう。)

医療的知識


・バイタルチェックについて
ⅰ拘縮のある方は体温が上がりやすいので力を抜いたり仰いだりする。
ⅱ血圧が高い方は深呼吸をしたり力を抜いたりして測り、血圧が低い方は話しながら測る。
ⅲインスリン注射にはいろいろな種類がある(ex.瞬間的に血糖下げる、一日中?下げる等)
・腹圧性尿失禁
・起立性低血圧

良いなと思ったこと


・楽しく笑えるような感じ
・朝に1人1人「おはようございます」とあいさつする

声掛けの工夫


・場面:お風呂を拒否されるとき
 工夫:女性が相手→性別を変える、
    お風呂が不安→「看護師がいる間に入ってしまいましょう。何かあ    ったら駆け付けます。」
    めんどくさい→「シャワーだけでも良い」

介護技術


全共通
・スピーディーに
・ベッド、車いすのロックを忘れない。
・ベッドの高さを元に戻すのを忘れない。
・細かい配慮(鉛筆削る、テレビ音量や気温の確認、靴を揃えるなど)
・ご利用者をいつでも支えられる距離にいる。(物を近くの一か所にまとめておく、車いすを避ける時にできるだけ近くに置いておくなど)
・立位時のご利用者の動きが少なくなるようにする。
移動移乗
・車椅子は足元、両サイドに十分空間があるか確認する。
・部屋から出る時などに何かが出てきたときにとっさに対応できるように確認する。廊下は真ん中を歩くなどする。
・ご利用者が移動するときに掴む場所を作る
・自分の動線、ご利用者の動線を想像する。
・フットレストに足を上げる時は膝裏かふくらはぎを支える。
・靴の裏は触れない
着替え
・コツ、脱衣の時に背中の服をできるだけ上げた後に袖を脱ぐ。
・コツ、着衣の時に片肩を合わせてから反対の腕を通す。

介護業界の語彙


・ふらつき転倒
・手順書
・不穏、不安、帰宅願望
・延食、早出し
・更衣(下衣更衣、パジャマ更衣など)
・記銘力(新しいことを覚える力)記銘→保持→?の順に弱くなる
・予備力(新しい環境に身体を適応させる力)
・夕暮れ症候群(外が暗くなってきて帰宅願望が生まれた状態。施設が自分の居場所じゃないことを理解できるのは正常と考えられる。)

社会人になってから学んだこと


・給料の話は人前でしない
・自分で目標を立てて主体的に学ぶ
・1人で対応できるようになる気持ちで教育を受ける。(ex.相談や確認をする前にまず自分で考える)
・仕事を探す姿勢
・常に集中する
・記録は誰にでも分かるように、申し送りは次の人にどうしてほしいかまで考える。

早く成長するために


・1つ1つの介護、業務の目的を考え、それを達成するためにはどうすればいいかを考える(⇔手順を覚える)。
・自分なりの介護、業務方法を確立させていく。
・自分の困っていることは何か課題を明確にし、それを解決する工夫を考える。自分で考えて分からないことを明らかにして、分からないことを人に相談する。
・助言を活かす、助言をもらう
・「これやって良かった」と思ったことをメモする

その他注意点


・新規の方の個人ファイルは必ず確認。特に注意すべきこと(水分制限やインスリン等)
・言葉に注意。介護用語、ご利用者への配慮の言葉。(ex.お小水とお通じ、おむつではなく下着)
・食事は作ってから2時間までで回収する。
・入れ歯は乾燥と熱に弱い→お湯で洗ったり、そのまま置いておいたりしてはいけない。

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