伝統工芸の世界をオンラインで見ることができます
伊勢型紙を紹介する、型彫り、型染め、カタヤブリ!2021があると聞いて楽しみにしていました。こちらがオンラインのみで5月22~28日開催されることになったそうです。
国の重要無形文化財の「伊勢型紙」は三枚の和紙を柿渋で張り合わせた型地紙に彫刻刀でち密な柄を掘りぬいて作られます。
型染めの根幹となる型彫りは、カッターナイフの動かし方や力の入れ具合などで同じ柄を掘っても人によって出来上がりが違ってくると実感します。
昔は分業制で型彫り職人というプロがいました。
やってみると、生きた線を彫り出すのがとても難しいです。
たとえば花びら一本の線を、花びらのように見せるのと、他の模様のように見せるのではどうやって違いを出せばいいか、微妙な太さで表情も全然違ってきます。
その上たくさんの工程があって、本当に奥深いです。
伝統的な文様を彫れるように、色々な作品を見て学びたいと思います。