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色々な藍の種類
昨年庭の小さな畑で育てた藍は、京都府福知山の由良川藍です。
福知山藍同好会の方から分けてもらいました。
600年の歴史をもつ由良川藍だそうです。
今年丘の畑で育てているのは、栃木の藍松さんのタデ科 蓼藍 千本種です。
写真は丘の畑の藍ですが、早いものはもう花が咲いてきているのもあります。ピンク色の小さな花が見えるでしょうか。
花が咲くと葉の色素が染まりにくくなるそう。背丈があまり高くならないうちに花が咲いたので、もしかするとそろそろ一番刈りをしていいのかもしれません。
葉が茂ってきたら、株本10㎝ほど残して切って生葉染め、たたき染めなどが楽しめます。
生葉染めは藍の葉を摘んでミキサーにかけて、緑色の液体に染めます。
ほんの一瞬だけ染まるので、その時だけの色をいただきます。
藍は同じ場所で数種類を植えることができません。交配されてしまうとよくないのだとか。
ですので、小さな畑では昨年の由良川藍を丘の畑では千本種をと分けています。
昨年藍を育てたから今年もできるかなと思っていましたが、品種が違えばまた一からはじめるつもりでやらないといけないですね。
ポットで育苗してから植えることで、畝に植えたときにしっかりと定着しました。
一方で何回か植えても定着しない場所もあって、そこには違う種を蒔きました。
そういう気楽なところもシンフォニア農法だからできてしまうのでした。