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藍染め二年目の幕開け

冬眠から藍が目覚めました。
2020年8月7日うまれの甕1は難産で色はまだか、まだかと待ち望んでいました。
なぜ色が出るのかは化学式によって解明されていますが、そこにも宇宙の法則がありました。あらゆるところに存在する法則を、何も知らずにやってきたことを思い知りました。

お目覚めは灰汁で

よい水の灰汁をつくる

灰汁をわかす

新たな灰汁を入れると寝ている藍が起きる

スピリットが宿る

その瞬間に立ち会うことができました。
灰汁のちからは、灰汁がもともと木の灰で、木の種類で出来上がる灰が違ってきます。
どの木を燃やして作られた灰なのか、いい灰があればいい灰汁ができて、いい藍になります。
色々な要素が藍をつくる、その上位に入るのが灰汁です。

そのときを待っていた

春がきた

いっせいに芽が出そろい

自然の営みとともに

藍染めの季節がはじまる

道理を知ってカタチにする、その道理を知ることが手を動かした人にしか知れない、そんな世界です。でもその世界はどこにでもあって、扉の前に立って思い切ってドアを開けば誰でも向かうことができます。


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