見出し画像

女優さんの人気とハマり役と素質 -上白石萌音さん-

TVerの1~3月の番組再生数ランキングの1位は上白石萌音さん主演の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』だったというニュースが昨日(5月11日)ありました。

ちょうど、素質論の俳優さん検証編で彼女のこともお話ししたところだったので、とてもタイムリー。ハマり役と素質の関係をお話ししようと思います。

このドラマでの萌音さんの役は、片想いの彼を追って上京し雑誌社に就職し、菜々緒さん演じる「超敏腕」「毒舌」「冷徹」編集者の雑用係として健気に働く女の子。ひょんなことで出会い、付き合うことになった男性が菜々緒さんの弟、というラブコメ。

私の中ではこのドラマの前に2019年に大ヒットした『恋は続くよどこまでも』で、佐藤健さん演じるドSな医者の態度に憤慨しながらも懸命に食らいついていく看護師役の時の印象が強くあります。

最初に印象に残ったのは映画『ちはやふる』シリーズ。主人公を演じた広瀬すずさんに巻き込まれる形でカルタ部に入部。百人一首に詠まれている恋心や当時の時代背景を熱く語る、仲間思いの優しい女の子。

現在出演中の大河ドラマの篤姫は、初登場のシーンで「あいちゃー」という姿が話題になりました。

見事に、可愛らしい、放って置けない女の子。仕事は丁寧に一生懸命やっているけれど、お願いされると断れない、友達や仲間思いの優しい役ばかり。

「人重視、世のため人のため、みんな一緒に、いつもニコニコ」のH(ヒューマン)タイプの役がハマる女優さんだな、と思って見ていました。

萌音さん自身の素質を見てみると
108 - 012 - 012
 H - H - H

可愛がられる赤ちゃん的要素108の素質の上、オールHさん!
いつもニコニコ、優しく可愛らしい雰囲気、守ってあげたくなるタイプの典型。女性、というより、女の子、と言いたくなります。

役者さんはどんな役でもこなせる演技力を求められがちですが、やはり、いくら演技派でも本人の要素も影響されるもの。

本人の素質と役柄の性格が合った時に、ハマり役になることが多くあります。

同じような役が多い、と言われることもあるかもしれませんが、ハマり役を持っている俳優さんは息が長く、強いです。他の人格になり切る俳優さんと言えどもアーティスト、ブランディングがしっかり確立できている方の方が、固定ファンが離れないのでしょう。

萌音さんの場合、ラブコメ以外でも人をまとめる役や、人に尽くす役、人の面倒を見る職業や、動物や自然に関わる役だとハマるのではないかと思います。


同じように、私たちも素質にあった仕事、素質にあった仕事の進め方をすると、自分でもしっくりハマり、他から見ても「〇〇さんらしいね」と認められる傾向があります。 

この役の素質は何だろう?この俳優さんの素質は何だろう?と、推測しながら映画やドラマを見てみるのも楽しいかもしれません。
そして、ご自身の素質と近い方のハマり役を見てみると、生き方のヒントがたくさん散りばめられていることと思います。

ステイホームで映画やドラマを見る機会が増えているこの時期、ご自身のブランディングや働き方の研究も合わせてしてみるのも良いかもしれませんね。

素質については、過去記事をご参照ください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。




いいなと思ったら応援しよう!