【2023夏・中国編】北京にて
北京には天安門広場をはじめ、万里の長城など数多くの観光名所があります。満喫したいなら1週間は必要のようですが、2泊3日スケジュールで訪れたため、どうしても行きたいところ&やりたいことだけに絞って北京を楽しみました!
季節的には8月は少々暑いので、観光で訪れるならば春or秋がよさそうです。
▼2泊3日でできたこと!
<北京観光+グルメ2泊3日>
■ 天安門広場
北京観光といえばやっぱりここ。紫禁城(故宮)の入口、天安門の前にある広場です。南北880m、東西500mという広大な広場は、最大で約50万人?100万人?も収容できるとか!?
メディアにもよく登場しますが、いざ本物を目の前にすると、その広さに圧倒されました。是非一目見ておきたいスポットのひとつです。
広場に入る前には超厳重なセキュリティチェックがありました。当たり前ですがどこへ行くにも「パスポートは携帯」が基本です!
コロナ後ということもありすごい観光客!といっても広すぎて人が疎らに見えますが・・ ↓↓
この日は、雨が降ったり止んだりでした。うっかり傘を持って行くのを忘れてしまいました。よく雨も降るようなので折り畳み傘は必要です!
■ 紫禁城(故宮)
ここも絶対外せない観光スポットですが、あまりの広さで見切れないだろうということで、故宮の全景が見える「景山公園」から眺めるだけに留めました。
景山公園は、元・明・清時代には皇宮後苑として利用され、かつては北京の中心部で最も高い場所だったそうです。故宮の北に位置し、山頂に建てられた「万春亭」からの展望は素晴らしいと評判です。
素晴らしいと評判も、、、あいにくの天候で、靄がかかって見渡せず。
雨上がりで湿気も多く、万春亭へ行きつくまでとにかく暑くて暑くて・・・!
とはいえ、故宮の全景を楽しめるので時間がない時は景山公園を訪れるものよさそうです。
◇ 北京ダック@1949-全鴨季
北京のグルメといえば、やっぱり北京ダックです。
高級ショッピングセンター&レストランが建ち並ぶエリア、金宝街にあるお店「1949-全鴨季」を訪れました。
パリッパリの北京ダックに舌鼓。脂が適度に落ちており、あっさりと上品な味でした!
その他のお料理も洗練された味でどれもこれも美味しかったです。
なかでも、写真右上の「棗(ナツメ)」との出会いが衝撃でした(料理ではないのですが)。小さなリンゴみたいなの。ひと口かじってみて、びっくり。これが美味しいのです!
葉酸や鉄分、カリウムなど豊富な栄養がある干しナツメは、日本でも人気で広く流通しているみたいですが、生のナツメは初めて。甘酸っぱいリンゴのような味ですがリンゴより緻密な感じでやみつきに。箸休めにぴったりでした。
ナツメは、中国では古くから五果(ごか)*のひとつとして珍重されてきたようです。
*五果=桃・李 (スモモ) ・杏 (アンズ) ・棗 (ナツメ) ・栗
旬は夏から秋に変わるころとのこと。中国ではちょうど今(9月~10月)くらいに出回っているのかもしれませんね。
■ 八達嶺長城(万里の長城)
いわずとしれた世界遺産、万里の長城。人類史上最大の建造物と言われていますよね。北京観光でここを見ずに帰る人はいないのではないでしょうか。
現存する約3,000kmの部分の中でも、最もアクセスしやすいポイントである「八達嶺(はったつれい)」を訪れました。市街地から1時間ほどの八達嶺は日帰りバスツアーがいくつかあり、それに参加しました。
有名すぎで混雑することでも知られているようですが、これまた激混みで。。。1時間なんてとんでもない、3時間半ほどかかって到着。暑さも相まって着いたらへとへと。
でも、秀麗な長城はやっぱり圧巻!壮大な防護壁、雄大な眺望を目にすると疲れもイッキに吹き飛びました。
行きはロープウェイを利用し帰りは徒歩で下ったのですが、勾配がキツイところなどがあるのでお年寄りや小さいお子様はまず無理です・・・。信じられないことにベビーカーでお子様を連れて来ていたチャレンジャーもいましたが w・・・まじで大変そうでした。
そしてまあ、とにかく暑くて暑くて、。こちらのアイスでパワーチャージしてみました。
老若男女問わずみんなが夢中でパクついていたこのアイス。観光スポットなどで売られていました。夫曰く、中国にはあまり美味しいアイスがないようですが、これはいいらしい。
なんだろ、確かにウマい。ミルク味だと思うのですが後味がカルピスみたいな爽やかな味わいで美味しかったです。
真夏に長城を訪れる場合は
・塩分チャージの飴など
・サングラス、帽子
・履きなれた靴
★とくに、靴が重要かと!手摺をつかわないと登れない階段多数!
がマストアイテムです。
◇羊火鍋@蠍王府羊蝎子火鍋
北京では回族(イスラム族)の伝統料理、羊の背骨が豪快に入った鍋料理のお店が多いようで。そのなかでもとりわけ美味しくて人気のお店「蠍王府羊蝎子火鍋」を訪れました。夫が中国人スタッフの方に連れていってもらったという、お気に入りのお店です。
羊の背骨の周りに付いた肉を楽しみ、その後は骨から出たスープで野菜や〆の麺などを味わいます。
肉は箸をあてただけでホロホロっと取れます。コンビーフに近い食感と味ですが無茶苦茶ウマい!みんな手袋片手に無我夢中で食べていた。
〆の麺は、食べる前にお店のスタッフの方が長―――――く伸ばして鍋に投入してくれます!!
モチモチ食感の麺に、羊の香り豊かな出汁スープが絡んで超絶ウマい! (麺は刀削麺みたいな感じ)
中国では骨付き肉が基本のようですが、確かに「肉は骨周りが一番美味」を実感できました。
▶北京 广渠门外大街垂杨柳路1号
GuangQuMen Outer Main Street ChuiYang Liu Road 1
■ 頤和園
清朝第6代皇帝の乾隆帝(けんりゅうてい)が、母親の還暦を祝って造営した名園「頤和園(いわえん)」。西太后のお気に入りの避暑地としても有名で、世界遺産に登録されています。
こちらの園内には、巨大な人工湖「昆明湖」と人60mの人工山「万寿山」があります。敷地面積は東京ドームに換算するとなんと約62個分もあるらしい!とにかく、想像を絶するような一大工事ですね。
昆明湖は、杭州の西湖を模して造られたと言われています。橋の手前にみえるのが、石造りの船「清晏舫(せいあんほう)」。西太后はこちらの船上で宴を開いたとか。清朝時代の栄華がしのばれます。
◇ 湖南料理@八斗鶏私房菜
湖南料理(こなんりょうり)のお店「八斗鶏私房菜」(国貿店)。こちらも中国人スタッフの方のおススメのお店ということで旅の終わりで訪れました。
湖南料理といえば、唐辛子を多用し辛い中国料理の代表格とされています。本来、唐い料理は大好きなのですが、数年前くらいから辛いものがダメになってしまい、辛くないメニューをオーダー。
看板料理の八斗鶏ですが、これがまたすごいボリュームで、、、。
2人なのでこれとライスしか頼めなかった・・・・・・。
ここでも「肉は骨周りが一番美味」を実感。
またいつか来ることがあれば、大人数で違うメニューにも挑戦してみたいですね。
▶北京市朝陽区南郎家園1号大北写字楼前
◇ おまけ 小吃
朝ごはんやおやつとして、多くの人々に愛される「小吃」。朝食にテイクアウトしてみました
人気の煎餅(ジエンビン)を食べることに。
翻訳アプリをつかってみたら、下記の通り!
軽食といえど、かなりのボリュームです。ランチタイム迎えてもなおお腹がいっぱいかも~!
2泊3日の旅を終え上海へ。
帰りの機内で軽食が出ましたが、お腹がいっぱいでまったく手を付けられず。
お腹も心も満たされて無事上海へ。強行スケジュールでしたが楽しい旅となりました。