ポンジ•スキーム
1920年に、チャールズ•ポンジが完成させた詐欺手法。「あなたのお金を増やしてあげる」と出資を募り、暫くは運用していると見せかけて出資金を配当金かのように払い、あたかも資産運用がうまくいっているかのように装い、最終的には出資を受けた人が消えてしまい、なんとか本人を捕まえて「金を返せ」と言っても「お金は無くなってしまいました。だって株や先物取引やってるんだから、なくなってしまうことだってあるじゃないですか、当たり前でしょ」と言われてしまい、元金を取り戻すのが非常に難しい。また、途中まで配当金が支払われてたりするので、詐欺を立証するのが非常に難しい詐欺手法の1つ。
友人が最近、この手法にほぼ嵌っていると思われるのだが、話の最後に「ポンジ•スキームなんじゃないか?」と言うのが精一杯だった。
実際に運用益が出ているというのと、本人心底信じているようなので「絶対にやめろ」とまで強く言えない自分の弱さを悲しく思うものの、彼の投資話が本物である事を切に願う。