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中学校の時、友達が怖い先輩に絡まれたので速攻で逃げた話
僕が通っていた中学校では変な風習みたいなものがあったんです。
どんな風習かというと3年生が卒業間近になると調子にのっている下級生6人ぐらいで絡むというものでした。
3年生は卒業間近だから
「ちょっと焼き入れといてやろうか。」
って感じだったのかな?
今、思うとそんな事をするその3年生メチャクチャダサい‥‥と思う。
ただ僕はもっとダサかった。
中学校2年の時でした。
3学期にこの訳分からん風習が始まりました。
この風習に選ばれたのはまさかの僕の親友でした。
しかし親友は見た目は恐いがヤンキーではない。
ちょっと眉毛がなくて、ピアスしてて茶髪で目が細くて吊り上がってるだけだ。
別に悪いことをしているわけではない。
そんな親友が3年生に
「お前、ちょっと来いや。」
と呼ばれ階段に連れて行かれました。
僕は「助けなくちゃ」と連れ行かれた階段に向かいました。
そこでは親友を10人くらいの3年生が絡んでいた。
「10人⁉︎ 多くね⁉︎」
そして助けようとしていたにも関わらず、
僕は親友を助けずにその場に行かなかった。
3年生達の目に入らないように逃げました。
その時は「恐いから逃げよう」としか思いませんでした。
最低な男です。
ダサい男です。
僕は本当に自分に自信が持てない男だったんです。
逃げた後から強烈な後悔が沸き起こってきた。
「友達を見捨てた。」
という罪悪感‥‥
今はあの時は逃げなければよかったと思う。
でもその時は怖かった。
なぜその時、逃げたかというと、とにかく自信がなかった。
僕は何が怖かったのか?
それは負けることが怖かった。
周りの人に弱いと捉えられる事が恐かった。
当時はそれがすごく恐かったのだ。
そんな事を気にしない自分だったら逃げずに立ち向かえたと思う。
結局、人は人の目を気にしてしまう。
人目を気にしてしまうことで、本来大切なものを後回しにしてしまう。
そして後悔してしまう。
自分の本当の
気持ちややりたいことすら、人の目を優先して後回しにしてしまう。
ただ、今では自分に自信が持てればそんなことはどうでも良くなることがわかった。
大体、人生で生き辛さを感じている時もいつも周りの目を気にしている時だったりする。
それでは一生、自信はつかない。
僕は格好をつけたかったんだと思う。
でも働き始めは本当に恥ばかりだった。
これまでの人生を振り返ると、
僕は格好をつけたかったんだと思う。
だから、親友を助けられなかった時も、負けてしまうのが恐かった。
負けるのが格好悪いと思っていたからだ。
本当は、そんなことを気にして何もできない方が格好悪いしダサいにも関わらず、他人の目を気にして自分が傷つかないことを優先してしまった。
そんな僕だったが今では勝っても負けても僕には価値があると思えている。
それは、自分の「思い込み」を根本から手放したからだ。
自分と深く深く向き合うことで、
無意識レベルで抱えている「自分の思い込み」に気づき、それをあるプロセスを実行することで根本から手放すことができるようになった。
それから、他人の目が気にならなくなった。
今では、自分のことを自分で深く受け入れるようになったし、自分が大事にしていることを大切にできるようになりました。
今では、勝つ自分だろうが、負ける自分だろうが、どんな自分でも価値があると思えます。
僕がどんなふうに自分と向き合ってきたかは、こちらのプロフィール記事に簡単に書いてあります。