自分がいつもよりブサイクに思える日に聞く1曲
こんにちは、Cheekyです。
やっとこのあいだ自己紹介の記事を公開できたのですが、いざ記事を書こうとしたら何を書いていいか早速わからなくなったので、noteで募集しているお題からテーマを拾ってみました。「私の勝負曲」!
noteってこういうしかけがいいですね。
自分の顔に凹む朝
突然ですが、みなさんは、朝起きて顔を洗って鏡を見て、
自分の容姿に失望することはあるでしょうか。
私はあります。
鏡見て、「うっわ、なんじゃこの顔!目ちっさ!顔でっか!鼻ひっく!奥二重めちゃ控えめ!まゆげヘンな形!」と、朝からテンションが下がることが。仕事でミスしたりなんかした次の日は特に。自己肯定感が下がってるんでしょうね。
鏡の自分に向かって「キレイだね」とほめてあげると自己肯定感アップにもつながるし、本当にキレイになるという話を聞いたことがあるので、頑張って鏡の自分に向かって「キレイだね」と言おうとするのですが、
「キ・・・キモッ!」ってなって終了します。(はぁ・・・)
でも日々は続いていく。ライフ・ゴーズ・オン。
今日もこの顔を晒しながら仕事を一日頑張らねばならない。
今日は自分の顔がいつもよりブサイクに見えるから会社をお休みします、
なんて言えない。
そんな時の特効薬は、やっぱりミュージック!
なんですが、選曲がなかなか難しい。
自分に対してネガティブな感情ばかり浮かんでくる時って、たいていストレスが溜まっていたり疲れていたりするんですよね。
そしてそういう時って、自分にも優しくなれないし、誰かの優しさを素直にうけとめる余裕もないんです。
つまり、こういうときに、「君はありのままで十分beautifulさ~♪」みたいな曲を聞いても、全然すっと入ってこないんです。
「けっ!うそばっか!」って思っちゃう。
こういう時は、とことん世の中に「けっ!」って思って、ファイティンモードで1日を乗り切るに限ります。
そんな時の特効薬
そんな時に聞きたいのが、Louis Coleの"When You're Ugly"という曲です。
Louis Coleについて簡単に触れておくと、
・LAを拠点に活動するシンガーソングライター/プロデューサー
・ドラマーだけどドラム以外の楽器も色々弾けちゃう天才
・日本のゲーム音楽にも影響をうけているひと
MVがこちらです。
さて、"When You're Ugly"ですが、このような歌詞から始まります。
※和訳については、私はこう受け止めてるっていう意訳です。
あしからず。
はい、身も蓋もないですね。しかし、これぞ真理!!!
誰もが目を背けたい真実を、これほどストレートに表現した歌がかつてあったでしょうか。
このあとも、「だけどブスなやつにもそれぞれの個性とか魅力があってさ・・・」みたいな展開にはなりません。
もはや後半部分はまったく和訳できてなくてすみません。
色々考えましたが何もしっくりこなかったです。
もうこれは英語の語感で感じ取っていただきたい・・・!
ちなみに、歌詞自体はこれで全部です。実にシンプルですね。
やさぐれた心にクールに寄り添う
世の中には、自分にはどうしようもできない価値観があふれています。
美醜に対するそれは典型的なものだと思います。
別にこれって普遍的な価値観でもなんでもなくて、場所や時代が変わればコロッと変わってしまうものだし、そもそも人には好みってもんがあるから振り回されてもしょうがないのはわかっている。
だけど、時として、「あー、この時代のこの日本でいう"一般的な"美人に生まれてればこんな思いすることもなかったのに・・・!くっ!」と思ってしまうこともある。
この歌は、「セクシーだと人気者でブサイクだと誰も近寄ってこない」ということを、変に悲観的になるでもなく、変にポジティブに解釈しようとするのでもなく、ただただ「この地球で生きるってのはそういうことなんだぜ」と受け入れ、だけどそれに迎合することもしません。
世界に「けっ!」っていうスタンスを貫き、自分は自分でリアルにクールでいる。
清々しいです。やさぐれマインドにベストマッチです。
ちなみにMVも、非常にシュールです。
ポストを叩き割ったり、頭を叩き割ったり、みんなでクネクネダンスを踊ってみたり。
通勤途中にこの曲を聞きながら、クネクネダンスに合わせて小刻みに肩を揺らし、「ファック・ザ・ワールド エン ビー・リアル・クール♪」と心の中で呟いているうちに、だんだん心が晴れやかになってくるので、みなさんも試してみてください。