~娘の話~大キライな鬼と戦った節分
お盆に節分の話なんて変な感じになってしまったが、まっいいか…
保育園時代の娘の話。
普段は明るく元気に楽しく強気で生きている娘だったが、唯一保育園の行事で憂うつだったのが
節分の豆まき。
未満児クラスから保育園に通っていたので、初めての節分は2歳の時に経験した。
教室に入って来た鬼が怖くて怖くて…
ずっと震えながら先生にしがみついていたそうだ。
みんなに豆を投げられた鬼がやっと出ていき、
ホッとしていたところでふと窓を見ると、その窓から鬼がのぞいていたらしく…👹
大泣きだったようだ。
それがトラウマになってしまった(涙)
それから豆まきの日は
「きょうはオニがくるからいやだな~」
と言いながらしぶしぶ保育園に行き、帰りに先生から聞く話は
「ずっと私の後ろに隠れながら豆を投げてましたよw」
という内容だった。鬼から遠く離れて…
先生も普段の娘とは違う様子が面白そうだった。
そんな年小、年中の節分を経て迎えた年長の豆まきの日。
その日も娘は憂うつそうに保育園に向かった。
「オニ、こわいなぁ…」
私は
「今年が最後の豆まきだから頑張って!」
と言いながら送っていった。
でも、その日の帰り先生から聞いた話は、例年の節分とは違っていた。
その年は、どうやら大好きな副担任の先生が鬼に捕らわれてしまったらしく、娘は夢中で鬼の近くまで行き至近距離で豆を投げつけていたようだ。
「○○○せんせいをはなせー!と果敢に立ち向かっていましたよ」
と教えてくれた。
あんなに怖かった鬼だけど、大好きな先生を助けたい一心で勇気を振り絞ったようだ。
こうやって、子供は年々…いや日々成長し、進化しているんだろうなぁと思った。
普段、目に見えて成長を感じるわけではないんだけど。
こういう時に「あーこんなこと感じて、こんなことできるようになってるのね…」と。
ちょっとしたトラウマを抱えるような出来事があったり、自信をなくすような事があっても
身体と共に心も成長し、様々な感情も芽生え克服したりして行くんだろう。
普段からたくましい娘だったが、ますますたくましく感じた年長さんの二月だった。
もうじき小学校だもんね…
あれからたくさんの時が流れ、現在お年頃になった娘は、この度初めて失恋というものを経験した。
けっこう傷心の様子で、珍しくおとなしかったりしたが、少しずつ回復してきたところ…
そんな経験もまた、あなたを更に進化させる糧になるんだから、しっかり乗り越えて行くんだよ!
最後少し話が脱線したように思いますが、おつきあい下さった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます☺️
可愛い豆まきのイラストを使わせて頂きありがとうございました!
次は😔あの子に遊びに来てほしくないな😔
のエピソードを残しておこうかなと
思っています。
またおつきあい頂けると嬉しいです。
おやすみなさい