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なかなか決められない

昨日、
メガネを新しく買いに行った。
夫もメガネ屋に用事があるらしく一緒に行った。

今流行り?のメガネ屋さんで
好きなメガネフレームを似合うかどうかAI診断が店頭でできたりする。

相当何個もメガネをかけた。
AIで診断した。
なかなか決まらない。
途中から夫が家にいる子供に
LINEでどのメガネが似合うか
私の写真を撮り、送り出した。

子供から
短めで独断のコメントが送られてくる。
他のお客さんも多い中
何度写真を撮って送ってもらっただろうか。

でもなかなか決まらない。

そのうち、店員さんが
フレームでお困りのことがありましたら
お声をかけてくださいね。
と言ってきてくれたので
思い切って店員さんに相談した。

可愛くて、若く見える、スカートが似合う
女性らしいメガネを探したいんですけど
なかなかどれがいいのかわからなくて…

そう言うと
色々と店員さんなりに私の要望に沿ったメガネを
提案してくれた。
最初に提案してくれたメガネ、
うーん、ちょっと違うかな?

それを皮切りに
たくさん提案してくれた末、
色々見てみてくださいね〜
と他の方の接客に行ってしまった。

夫も仕事の電話がかかってきたみたいで
どこかに行っていた。

一人取り残されたような気分になりながら
そうだ
私が決めなきゃならないんだ
落ち着いて集中しよう。

そう思い、なんとなく
その時点で気になる
メガネが置いてある棚に向かった。
これって最初に店員さんが提案してくれた棚のメガネじゃね?

うん、
この中の3つと、
あとあそこの棚のこのメガネの中かな。

メガネを4つくらいに絞ることができた。
それから、最後の2つに絞り、
かけくらべ。

夫も戻ってきて、
最後はまた夫にも意見を聞いて
1つに選ぶことができた。

結局選んだのは
一番最初に店員さんが提案してくれたメガネ。

それを選ぶとは思っていなかった。

どこかで店員さんのオススメに影響を受けていたのか?
それとも、何時間も色々メガネをかけてみた末、
私がそのメガネの良さに気づいたのか?
(心を開いたのか)

不思議だった。
店員さん、すごい、と思った。
客観的な店員さんの目と
それがいいかもと思えた私の気持ちが最終的に一致した。

たっくさん人の手を借りたけど
私、決めたんだ〜!
と、帰ってきて夜、妙にそう思えた。

ほとんど周囲の人に頼った!?
ような状況にも思えるが
最終的には私が1つに決められたことに
嬉しさを感じた。

いつの頃からか
中学から高校の進路を決める時あたりくらいからかな…
決めるのが苦手。
先延ばしも多い。

決めるって、1人で寡黙に孤独に
決断しなきゃいけない、
決断できるのが大人だ、
そうじゃない私ってダメな奴という
レッテルをいつも貼っていたけど

こんなふうに
人の手を借りても
決めることができるんだ…
そうしてもいいんだ…

と何か解放されたような気分だった。

近視がすすんでいるので
レンズを薄くする加工が必要らしく
3週間後にできる。

長時間付き合ってくれた夫に
照れくさくて
ありがとうと言えずじまいだった。

今日、何かの言葉が
言えるかな?


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