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aihisyocreator
学校業界の脱・ブラックイメージを急げ!
今も魅力!教員のしごと
全国各地で、教員採用試験の倍率の低下が進んでいる。教員の多忙化など、負のイメージが広まっていることが原因であろう。しかし、人づくりは、国の基礎である。また、子どもの成長を見る喜びは、いつの時代も変わらない価値であってほしいし、そうであるべきだ。
学校業界の魅力アップのために必要なこと
残業代など、教員の待遇改善にむけた制度の改革はもちろん必要であるが、これを機会に学校教育そのものを魅力的な仕事に教員自らの意識改革でしていかねばなるまい。かつての「量(時間)を与えれば与えるほど、子どもは鍛えられる」という、教員自身による、コスト意識とは程遠い、非科学的な信仰が学校教育を非効率にしてきた面があるのではないか。費用対効果、顧客目線、自身の価値観のアップデート等、企業では当然の感覚を教員自らの努力で追究し、学校業界の魅力を向上させていくことが大切だ。
企業の魅力は、各会社の企業戦士が作り出す。学校教育の魅力向上もそれと同様、プレイヤーである各学校の教員自らの動きにかかっている。行政だけに頼るのではなく、学校戦士としての誇りを持った意識改革で、学校業界を効率的で魅力あるものにしていきたい。