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容れられずして その大なるを知る 信じる道を堂々と歩めばいいよ
自分はただ、コツコツと真面目に努力して、一つの道を極めようとしているだけなんだけれど、批判や非難が、矢のように降り注ぐことがあるよ。
周りの人から見て、とても目障りなんだよ。
どうしてかと言うと、今いるグループや集団の中から、突き抜け始めているからなんだよ。
それで目障りだから、追い出をかけられているんだよ。
そういう時は仕方がないから、出ていくしかないよ。
今「シンペイ」という映画をやってるけど、日本で初めて流行曲のヒットメーカーになった中山晋平の伝記映画だよ。
この人も「東京行進曲」を書いて、大ヒットしたんだけれど、ものすごい非難も出てきたんだよ。
音楽界からは「下劣だ」と非難されたんだね。
それで仕方がないから、ビクターの専属になったりして、シャボン玉とか東京音頭とか、様々な流行曲を数多く送り出したんだよ。
大体、直属の上司というのは、評価してくれないんだよ。
社内ではとても評判が悪いんだけども、外部のお客さんとか、取引先にたくさんファンが生まれてくるんだよ。
そんな時はファンになってくれたり、気にいってくれたり人たちを大切にすればいいんだよ。
ビートルズだって同じだと思うよ。特にジョン レノンはね。
精神世界のほうに入っていってしまって、インドにヨガの修行に行ってしまったからね。
それでロック界からは異端扱いされたけれども、ホワイトアルバムみたいな、歴史に残る名作を作ったからね。
大体常識的な人にとっては、理解不能になってくるんだけれども、10年後、30年後を考えれば、ものすごく尖った未来性のあるものを作り始めるんだよ。
ビートルズの最高傑作がどれかは、議論が分かれるだろうけど、やっぱりインドでの体験を歌にした「ディア・プルーデンス」なんかは最高だと思うけどね。
歩むべき道が見えているんだけれど、誰からも理解されない時というのはあるよ。
100年後にわかってもらってもいいと思うしかないよ。それが天才の道だからね。堂々と進めばいいだけの話なんだよ。
それが、「容れられずして、その大なるを知る」の生き方だろうね。