踏みとどまることの大切さ 自分を戒めることから始まるよ
ネットカジノにはまったり、不倫したり、踏みとどまることがどうしてもできなくて、一線を超えてしまうことって最近よく聞くね。
それで一生を棒に振ってしまうから大変だよ。
ギャンブルやアルコールは依存症とか、病気と言われているけれども、家族にとっては深刻な問題だし、どうやったら解決できるのか、なんとかしたいものだよね。
警戒心がなくて、無防備なのが、こうしたものにハマるきっかけのようだね。
コロナで巣ごもりしてる時に、ネットカジノに出会って、そのまま一気に何時間も1日やってしまうこともあるし、ネットポルノなんかも、たまたま目にしたのがきっかけで、どっぷりはまってしまうこともあるしね。
はまってしまう共通点としては、孤独の中に落ち込んでしまって、人とのつながりが希薄になっている時が多いみたいだね。
リモート勤務をしていて、一人ぼっちだとギャンブルにはまってしまうということもあるようだしね。
ドストエフスキーという有名なロシアの作家も、ギャンブルにハマってるんだね。そして賭博に関する小説を書いているんだよ。
これを読むと、一瞬の逃避行動だという気がするね。
ドストエフスキーの場合は、奥さんが病気で寝込んでいて、借金取りや小説の締め切りにも追いまくられていて、女性の秘書と一緒にドイツの保養地に逃げ出すんだね。
そしてそこでバカラ賭博とか、ギャンブルにのめり込んでいくんだけれども、辛い現実から逃避したいというのがよくわかるよ。
こうならないためには、常に前進できるように、人生に目標を持つことが大切だよね。
資格を取ったり、受験勉強したりしていると誘惑から身を守る力にもなるしね。
人間は同時に2つのことを考えられないからね。
だけど、受験が終わったりすると、その反動でいろんなものにはまってしまったりするから、要注意だね。
そこで参考になるのが仏教に出てくる戒体というものだよ。
これは戒めを長く守っていると、目に見えないバリアのようになって、誘惑を遠ざける力になるという考えなんだね。
この戒律の体を作るスタート、はやはり決意であり、誓いだと言われているね。
誓いの結果生ずる、戒律を守り続けさせる原動力だということらしいよ。
やっぱり習慣としてお酒を飲まないとか、ポルノサイトに近づかないとか、ギャンブルのサイトに近づかないとか、小さな心がけを自分のルールにしておくと、だんだんだんだんとそれが習慣になって、無意識のうちに守られるようになるからね。
仏教では、戒律や道徳は、人の道だと言われているからね。
お釈迦様は次第説法と言って、お布施をし、戒律を守っていけば、極楽に生まれ変わることができると教えているんだね。
やっぱり人の道とは何かをはっきりと知るのは大事だね。
依存症とは言うけれども、結局、欲望にのめり込んで、人間らしさを失って、獣のように貪っているということでしかないからね。
やっぱり人の道を歩むべきだし、それは自分を戒めるというところから始まるよ
踏みとどまるのは、自分の意思であり、意思を持続することによって生まれる習慣だからね。