何のための原子力潜水艦保有なのか? 核抑止力でなければ意味がない
自民党の総裁選で河野太郎さんと高市早苗さんが原子力潜水艦の導入を公約に上げたね。
それ自体はとても良いことだと思うよ。だけど、通常の潜水艦の動力を原子力に変えただけでいいのかね。
そもそも原子力潜水艦と言うのは、核兵器を搭載して、本土が攻撃された後に報復するためのものだよ。
深く長く海に潜ることで、反撃能力を温存するために存在するんだよね。
ところが河野さんも高市さんも、非核三原則は部分的にしか見直さないと言ってるんだよ。これはおかしいんじゃないのかね。
そもそもアメリカの核の傘と言うのは、もうやぶれ傘なんだよね。
考えてごらんよ。台湾有事の時に、日本が巻き込まれて、中国が大阪あたりを核攻撃したとしたらどうなるだろうか。
アメリカは報復なんかしてくれないよ。東アジアに限定されたものなら、アメリカは傍観するだろうね。
アメリカ本土が深刻な核の脅威にさらされない限り、アメリカが核戦力を使う事は基本的にないんだよ。
だとしたら、日本が核抑止能力を持つ事は、国際正義に照らして正しい選択だと思うよ。
どうしてこれをはっきりと言わないんだろうね。中国も北朝鮮も、唯物論共産主義の独裁国家で、国民の自由を抑圧した全体主義国なんだよ。
その悪の権化みたいな国と戦うのに、バランスの取れた戦力がなければやはりいけないよ。これは国際正義そのものだと思うけどね。
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