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見直すべき日中の戦略的互恵関係 もう時代遅れだよ

石破茂さんが周忌習近平さんと会うことになったね。そこで改めて戦略的互恵関係を確認すると決まったようだけれども、見直すべきだよ。

そもそもこの戦略的互恵関係と言うのは、2006年に第一次安倍内閣の時に決めたことなんだよね。

日経新聞の解説を解説にはこう書いてあるよ。

日中間に横たわる歴史問題を事実上棚上げし、環境・省エネ分野や人的交流、北朝鮮問題など双方が「果実」を得られる分野で協力を進め、2国間関係を強化しながら格上げする考え方。2006年10月に当時の安倍晋三首相が首相就任後初めての外国訪問先として中国を訪問し、胡錦濤国家主席と会談。両首脳が互恵関係の構築で一致した。

今ではこの棚上げした問題が次々と膨れ上がって日本の頭痛の種になっているんだよ。

その原因は2009年ごろから中国が大きな戦略転換をしたためだよ。

リーマンショックでアメリカが衰退したと判断して、アメリカに代わる唯一の超大国として、世界のグローバルスタンダードは中国が決めると意思決定したんだよ。

そのためにアジアでの覇権確立を目指して、南シナ海や尖閣で強硬姿勢に出てるんだね。

それから2027年までに台湾を併合することを目的に、軍事増強をやっているんだよ。

空母とか揚陸艦とか上陸作戦に必要なものをたくさん作って、世界一の規模を誇る海軍になってしまったんだよ。

このように、様変わりした時代環境の中で、重大な問題を棚上げしながら経済交流を進めると言うのは、もう時代適合性がないよね。

むしろ日本は戦略的互恵関係を見直し、台湾問題を日中間の重要問題に位置づけると通告するべきだよ。

もちろん中国は猛反発するよ。台湾問題は国内問題であって、日本が口を挟むべきものではないと言うからね。

だけど、日本は、軍事侵攻を選択肢から外さないのであれば、これは国際問題だと突っぱねればいいんだよ。

そして軍事衝突を想定して、台湾支援のための軍備拡張を実際やればいいんだよ。

中国の空母や揚陸艦を沈めるための、対艦ミサイルを搭載した無人ボートをたくさん作ればいいんだよ。

これは安上がりで中国の高価な戦艦を攻撃することができるからね。

アメリカの同盟国として、台湾を軍事侵攻するなら、ただでは済まないぞと言うメッセージをはっきりと送るべきだよ。

今まではアメリカも曖昧な立場で、台湾を守るか明言してこなかったけれども、アメリカの軍事専門家の間では、台湾を防衛防衛するとスタンスを明確化した方がメリットが大きいと言う意見の方が強くなってるみたいだしね。

自由で開かれたインド太平洋を守るのは日本の国益であるとともに、世界への貢献だよ。

積極的に世界に貢献するための軍事行動ができるように、憲法第9条を改正すべきだよね。

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