中国軍機領空侵犯を読み解く長谷川幸洋氏の卓見
今月の月刊Hanadaで長谷川さんと言う人がとても勉強になる論文を書いてくれたよ。この長谷川さんのを読むだけでも買う価値があるね。
どんな話かと言うと、長崎県沖で中国海軍の軍用機が初めて日本の領空侵犯をしたよね。
実は何の目的かと言うと、長谷川さんによると、これは自民党の総裁選にぶつけてきたと言うことなんだよ。
領空侵犯と言う重大な事件を起こされて、自民党の総裁候補、特に小泉進次郎がどう反応するかを試したそうなんだ。
結果的に小泉進次郎は無反応だったんだよ。
ほんとだったら最低でも厳重に抗議するぐらいは言わなきゃいけないのに、進次郎は全く無反応だったから、中国としては大喜びだそうだよ。
進次郎が首相になったら、こいつはとても弱腰でくみしやすいやつだから、どんどん要求を突きつければいいと言うふうになるかもしれないね。
それから長谷川さんは最近立て続けに起きている中国がらみの事件は全部つながっていると指摘しているよ。
NHKの放送事故とか、靖国神社への落書きとか、日本人襲撃とか、全部共産党の工作の一環だと言っているんだ。
これは日米関係が軍事的に緊密になりつつあるから、日本を徐々に脅して、アメリカとの距離を取らせようとする工作なんだそうだよ。中国がよくやるサラミ戦略と言うやつだね。
ソーセージみたいなやつをどんどんと薄く切っていって、だんだん近づいてくると言うことだよね。
中国に距離をおくとひどいことになるぞと、まるでヤクザのように脅しあげて、日本を従順に属国にしていくと言う狙いがあるわけだね。
長谷川さんが嘆いていたけれども、こうした中国の屈辱的な工作に対して、自民党の総裁候補者たちは、何一つ有効な打ち返しができなかったと言ってるよ。
特に保守と言われる高市早苗さんすら、立候補の記者会見で、核武装についてコメントできなかったのは情けないと言ってるよ。
全くその通りだと思うよ。
これは週刊新潮で櫻井よしこさんが言っていたことだけれども、今中国は日本を核保有国と見なしているんだそうだよ。
NATOとくっつこうとしたり、アメリカと指揮命令系統を統一しようとしたり、中国から見たら、むかつくことばかりやってるからね。
中国は何か有事が起きたら、日本に対して先制核攻撃をやると言うふうに、核兵器の使用方法を変更したというのが櫻井よしこさんの見方をだよ。
こうなってくると、日本も本腰入れて中国と対決する姿勢を固めないといけないね。
中国は無神論の独裁主義軍事国家なわけだし、中国国民の7割はもう共産党支配をやめてほしいと思っているからね。
国民の自由を奪って、近隣諸国を不安定にすることで利益を得ようとする中国習近平政権の悪は絶対許さないと言う決意を固めないといけないよ。