NHK 狙われる在日中国 ちょっと腰が引けてるよ
NHKで国際報道2024と言う番組があるんだけれども、初めて中国政府が在日中国人に人権弾圧や誘拐をやっている事実を報じたね。
これは大きな一方だとは思うけれども、よく言って慎重、悪く言えばものすごく腰が引けてるよ。
だってタイトルに、狙われる在日中国人とあるのに、リポートでは在日中国人が1人も出てこないんだよ。
出てくるのはアメリカに住んでいる中国人のイラストレーターなんだよ。
この人がまだ日本に住んでいた時に、中国の工作員からカンボジアかどこかに呼び出されて拉致されそうになったと言う話がメインなんだ。
だけど、ヒューマンライツウォッチは、20人ぐらいの在日中国人にヒアリングをして、その大部分が中国政府からひどい嫌がらせや脅し、人権弾圧を受けていたとリポートしてるんだよ。
多分この大部分はウイグル人とか香港の人たちだよ。
特に香港の人たちは今日本に拠点を移して、自由を求める活動やってるからね。
中国からすれば、こうした人たちは皆テロリストか、国家転覆罪を犯した人たちになるんだろうけどね。
それにNHKの中には、中国の国営放送が入居しているし、中国に対して厳しいことを言えば、すぐに特派員を強制退去させられるしね。
在日中国人を狙った中国共産党の人権弾圧であれば、ちゃんと在日中国人を出してほしいよね。
それから面倒な事は全部ゲストの東京大学教授に言わせていたけれども、ちゃんとNHK自身が中国の人権弾圧や、日本に対する主権の侵害に対して、しっかりと怒りを見せて欲しいね。
それが、日本を代表する事実上の国営放送としてのやるべき仕事だと思うけどね。