大川原工業の裁判がとんでもないことに 捏造と捜査官の欲だって
中国に不正に軍事技術を輸出したとされて逮捕されていた大川原工業が、実は警視庁公安の捏造だったというのがはっきりしてきたね。
それに加えて、今やっている控訴審では、警部補が、捜査を指揮した上司に反旗を翻して、捜査責任者の個人的な欲だったとまで言い切っているんだ。
一審では、2人の警部補が捏造だと正直に言ったのが印象的だったけれども、今回はさらに踏み込んで捜査を指揮していた人の欲まみれの心が起こしたんだとまで暴露されてしまったと言うから、驚くしかないよ。
これを聞いて、大川原工業の社長さんは、「正直に言ってくれた」と大変喜んでいたようだけれども、本当に勇気ある発言だと思うよ。
どうしてこんなことが起きたのか、と考えてみると、警視庁の公安のレベルがやっぱり低いんだろうね。
民間技術を軍事転用できるかどうかというのは、最先端の軍事知識もなければいけないし、今回は液体を粉末に変える技術だから、有毒な物質を粉末化するために、必要な技術に対する高いレベルの知識も必要だったんだろうね。
さらに技術の輸出の話だから、英語や中国語もわからないといけないし、普通の警察官ではもう太刀打ちできないレベルに来てるんだろうね。
だけど、ひどいのは経済産業省だよ。
こんなデタラメな捜査に引きずられて、無実の罪を捏造するのに協力してしまったんだからね。
だけど、今回捜査責任者の欲得だったとはっきり言った警部補さんは偉いね。
やはり自分たちが経済安全保障の責任者であることの自覚があるだろうね。
そして自分たちが、もっと捜査のレベルを上げるためには、レベルの低い幹部がいては困るから、今回はっきりと告発したんだろうね。
公務員も、一旦就職すれば、それで安泰と言うわけじゃないよ。
日本の安全保障と、経済の発展のために、日々努力研鑽しなければいけないと言うことだろうね。
日本はやはり自由で民主主義的な国であるべきだから、官僚組織や、警察組織が、意のままに操れるような中国みたいな人権蹂躙国家には、決してなってはいけないで。