中国の外貨流出が止まらない 暗号資産を使っているんだよ。
昨日のウォールストリートジャーナルに出ていたけれども、中国の富裕層たちが自分の持っているお金を密かにアメリカに移しているみたいだね。
本当は一人当たり50,000ドルまでしか持ち出せないんだけれども、共産党政府の目をかいくぐってやっているんだよ。
その方法がまた凄いんだ。ビットコインとか暗号資産を使ってるんだよ。
まずビットコインか何かを秘密裏に購入するだろう。そしてそれをよくわからないけれども、ハードディスクに入れて、そのハードディスクを密かに持ち出すんだそうだよ。
それから輸出か何かして海外で得た収入を低く申告することで、お金を海外で置いておく方法もあるみたいだね。
もちろんばれたら重い罪に問われるよ。
1年で2500億ドルにもなっているそうだよ。
もともと中国は不動産バブルが崩壊したけれども、日本の土地本位制になぞらえて言えば、マンション本位制だったんだろうね。
人民元と言うのは、共産党政府が管理してるものだから、お金持ちの人たちには信用されてないんだろうね。
そこで1番運用するのに確実なのがマンションであり、普通の人でも借金をして、マンションをいくつも買っていたんだよ。
ところがこれが崩壊してしまったわけだよね。実際にこのマンションバブルの崩壊でドブに捨てられてしまったお金は、総額で1.7兆ドルだとニューヨーク・タイムズには書いてあったよ。
これはざっくり計算すると、日本の円で200兆円ぐらいはあるよ。
つまり、日本の国家予算の2年分位が失われたわけだよ。
だから昨日の朝日新聞の社説で書いてあったみたいに、ちょこちょこと財政出動した位では、景気が回復する事はありえないよ。
このマンションの含み益で高級品を買っていたわけだから、高級ブランドの売り上げが激減するのも当然だね。
また普通の人でも、ものすごい借金を抱えているわけだから、返済のために節約生活をすることになるしかないよ。
これは30年前の日本のバブルの崩壊と同じだけれども、規模はその数倍倍ぐらいあるかもしれないよ。
これで景気刺激策としてたくさんお金をばらまいたら、もちろん人民元は安くなるよ。そして不況なのに、物価が高くなると言うスタグフレーションが起きるだろうね。
それでいいんだよ。国内が問題だらけになれば、外に向かって軍事行動を起こそうとする意欲も少しは減るからね。
人民共和国なんだから、もうちょっと人民の幸せと言うのをしっかりと考えるときに来たんだよ。