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ウクライナ敗戦 NATO諸国にも責任はあるよ

ウクライナのゼリンスキ大統領が、ヨーロッパの諸国に勝利プランと言うのを出したね。

いろんな要求が載ってるんだけども、どれ1つとして実現する見通しがないと言うのが既にわかっている、大変珍しいものだよ。

そこで思うんだけども、もうすでに大敗北が確定しているウクライナに対して、ヨーロッパ諸国の責任と言うのもやっぱり大きいと思うんだよ。

たくさんの武器を供与して、ヨーロッパの支援があれば勝てるんじゃないかと言う幻想をウクライナ人に抱かせたからね。

それで戦争に行って、死んでしまった若いウクライナ人たちもたくさんいるわけだしね。

だけどもそもそも、世界一の核大国であるロシアに勝てるはずはなかったんだよ。

ロシアの兄弟的な国であるウクライナがNATO側に入るというのは、絶対にプーチンさんは許さないと言う、ものすごい決意できたからね。

そのために北朝鮮からでさえ、一万人以上もの義勇兵を送ってもらってるわけだしね。

これはロシアが弱体化したと思い込んでいたヨーロッパ諸国の見込み違いだよ。

そのためにたくさんのウクライナの若者が命を落としたと言う責任は、強く感じないといけないと思うよ。

そもそもロシアを独裁国家と見ていたのが、偏見なんだよ。

ロシア正教と言うのは、立派なキリスト教の1つでもあるし、民主主義的ではないけれども、宗教的な使命を持った指導者が神の代わりとして統治すると言う伝統があるわけだからね。

民主主義的でないと言うだけで、これを独裁と決めつけて、ヨーロッパ的な価値を押し付けようとしたところに、1種の傲慢もあるよ。

これはカソリックもそうなんだけれども、もっと、この地球上にある文明の多様性を尊重しないといけないと思うよ。

インカ文明とか、マヤ文明とか、全部ヨーロッパに潰されてしまったけれども、本当は大変高度な精神性のある文明だったんじゃないのかな。

やっぱり今回のウクライナ戦争は、ロシアに対する十字軍的な色彩が強かったと思うよ。

こんな事はもうやめにしないといけないよ。

そして次に来るのはイランだよ。

イランだって、ペルシャ文明と言う、極めて高度で5000年位歴史のある文明を背負った国だからね。

軍事力で叩き潰すのは簡単かもしれないけれども、文明や文化の価値を尊重しつつ、もっと融和的に付き合えるように努力して話し合いをすると言うのも大切じゃないのかな。

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