英米スパイトップの共同会見 ウクライナは破綻し、ドイツは親ロシア化へ
これはNHKニュースだけが報道したことだけど、イギリスとアメリカのスパイ組織のトップが共同で記者会見を開いたんだね。
この中でCIA長官のバーンズと言う人が2つ大事なことを言ったよ。
それはロシアによる戦術核兵器の使用の可能性が2022年の秋ごろにピークだったけれども、今はもうないと言うこと。
それからウクライナによるロシアへの侵攻を、アメリカもイギリスも支援すると言うことだよ。
このCIAとMI6のトップの共同の記者会見というのが、史上初めて行われたそうだけれども、何か重要な裏があるみたいだね。
その1つは、まもなくウクライナ戦争が停戦交渉に入ると言うことじゃないかと思うんだよ。
これは朝鮮戦争の時もあったんだけれども、いよいよ停戦になると、占領した領地の交渉をするから、それまでに占領地を拡大しておこうとして、積極的な侵攻が行われるんだね。
それが突然のウクライナによるロシア侵攻の背景じゃないかと言われているね。
もう一つは、かつて共産圏と言われたところで、ロシアを支持する勢力が選挙で勝ち始めていることだよ。
かつての東ドイツでも、ウクライナ支援に反対する極右と極左がともに伸ばしたし、スロバキアとかジョージアとか、アゼルバイジャンとかかつての共産圏が、なぜか今ロシアよりになっているんだよ。
これは何故かと言うと、自由化して30年以上経つけれども、全然暮らしが良くならないからだね。
それよりも、ロシア型のある程度、平等に豊かさが保障される方に郷愁を感じるんだろうね。
だからイギリスもアメリカもかなり焦っているんじゃないのかな。
特にドイツ全体がロシア寄りになってしまったら、一体何のための戦争だったのか分からなくなるからね。
結局この戦争は、ウクライナが国土の4分の1を失い、ボロボロになって、ロシアの強さがハッキリすると言うことで終わりそうだね。
アングロサクソン型の自由主義もとても大切ではあるけれども、それだけでは世界を1つにまとめることができないことがはっきりしてきたね。
日本も早くロシアとの関係改善ができるリーダーを選ばないといけないよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?