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アメリカが進める核兵器の全面リニューアル 日本も協力したらいいのにね
NYタイムズが2ページを使って、アメリカが今進めている核兵器の全面的なリニューアルをレポートしてるよ。
これがものすごいんだよ。
今から30年で約200兆円を使って、原子力潜水艦から大陸弾道核ミサイルまで、全てを新しくするんだよ。
年間このために5兆円を使うと言うから、これだけで日本の防衛費に匹敵するよ。
特に原子力潜水艦は1隻あたり1兆5000億円もするんだよ。
これを2042年までに12隻作るんだそうだよ。
今のところSLBMを発射できる原子力潜水艦は14隻あるんだそうだけれども、全て建造されてから40年も経っているんだそうだよ。
それから大陸弾道ミサイルシステムを30年ぶりに全部リニューアルするみたいだよ。
とてつもなく大きなプロジェクトでお金もかかるけれども、中国が核兵器を増やしているから、これに対抗するためにアメリカも本気で核兵器の増産に本腰を入れてるんだよ。
これは日本を守るための投資でもあると言う事は忘れちゃいけないと思うよ。
アメリカがこれだけのコストをかけて何十万人もの技術者を動員してやっていることを、知らないふりはできないと思うよ。
アメリカの核兵器の傘が破れているとか、口で言うのは簡単だけれども、どれだけの金と能力を使って核兵器を増強しているかを詳しく見せられると、そんな甘い事は言えないと感じるね。
だけど、心配なのは、労働者が不足していたり、冷戦が終わってからしばらく手を抜いていたものだから、部品の供給業者がいなかったりして、予算超過と計画の遅れが頻発しているんだね。
特に核弾頭を作る工場で遅れが頻発していると書いてあるよ。
これは手作業でやっているんだけれども、こんなにたくさんの核弾頭を作るのは30年ぶりで、施設が老朽化していて作るのに時間がかかりすぎるんだそうだよ。
それからSLBM発射型のコロンビア型と呼ばれる攻撃型の原子力潜水艦も、実質上40年ぶりに作るから、ものすごく時間がかかりすぎて、予算超過になってるそうだよ。
中国の核兵器に脅されているのは日本も同じなわけだから、もっと協力してあげたらいいんだよ。
原子力潜水艦だってたくさん作ればコストも下がるし、スピードもアップするからね。
ノーモア広島では、やはり中国の核の脅威や、北朝鮮の核兵器の脅しから日本を守ることはできないよ。
アジア全域を中国の軍事的拡張主義や核の脅しから守るためにも、どうやって核兵力というのが作られているのか、日本はもっと勉強した方が良いだろうね。
これは自由と平和を守るための避けて通れないコストだと思うよ。