イスラエルとパレスチナの和解を信じる 映画「私は恨まない」
イスラエル軍によって、3人の娘を殺された医師が、それでもイスラエルとパレスチナの和解を求めていく感動的なドキュメンタリーだよ。
神様は、イスラエル人とパレスチナ人を作ったのではなく、共に平等な人間として作ったんだというのが信念のもとにあるんだね。
そして成功した後も、中東の女の子たちに、奨学金を支給していて、イスラエル人も、パレスチナ人も分け隔てなくやってるのかえらいよ。
ノーベル平和賞にもノミネートされただけはあるね。
ハマスもイスラエルへの憎しみを煽ることで、勢力を伸ばしているんだろうし、ネタニヤフ政権もアラブ系の人たちに厳しくしたり、ガザを徹底的に破壊することで、自分の支持者たちを満足させている面もあるからね。
そんな中で憎しみの連鎖を止めるために、がんばり続けると言うのは、本当に精神力が必要だね。
映画の中でも何度も何度も自分は倒れそうになるけれども、絶対に倒れないと言っていたのが印象的だったよ。
それで、自分の死んだ3人の娘たちが、このイスラエルとパレスチナの紛争の最後の犠牲者になるのであれば、私はそれを受け入れると言っていたのが本当に感銘を受けたよ。
憎しみと言うのは病原菌のようなものであって、これをはびこらせる貧困や人種差別や、植民地主義などが悪いのだ。だから、それをなくすために人間が頑張らないといけないと言う主張には、とても共感できるよ。