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国連から批判された厚労省の児童虐待ガイドライン

今月の月刊世論と言う雑誌に、厚生労働省が出した児童虐待ガイドラインについての面白い記事が載ってたよ。

長崎大学の池谷さんと言う人が書いたんだけれども、このガイドラインが国連から批判されているんだ。

何が悪いかと言うと、宗教差別になっていると言うんだよ。

実はこのマニュアルは、統一教会の問題が起きたときに、宗教2世問題と言うのも同時に話題になってきて、エホバの証人の子供さん達を虐待から守ると言う目的で作られたものなんだよね。

だけど、急いで作ったものだから、中身がかなりずさんらしいんだよ。

池谷さんによると、ことさら宗教的な行為を悪くとみなしていて、宗教差別だし、信教の自由を保障した憲法にも違反しているんだそうだよ。

例えば、長時間子供を宗教的な儀式に拘束してはいけないみたいなことが書いてあるんだけど、だったら塾はどうなんだと言う話を池谷さんは言ってるね。

宗教だからダメで塾だからオーケーと言うのは、確かに宗教差別になりかねないね。

池谷さんはさらに踏み込んで、こうした宗教差別のマニアルは、日本が危険な全体主義国家になる手前だとまでこき下ろしてるよ。

確かに信仰によって差別されたり、殺されたりすると言うのは、ユダヤ人の虐殺そのものだからね。

だから世界的な基準で見れば、この児童虐待ガイドラインは、とてもずさんだと言うことなんだね。

国連から批判されると言うのもちょっと情けないけれども、やはり世界的に大切にしている価値観とか、信仰とか言うものは、しっかり大切にするということが文明国だよね。

隣の中国のように、ウイグルウイグル人を、何百万人も強制収容所に入れて、隠蔽しているようなところとはやはり一緒になれないよ。

それに中国の教会なんかも、十字架を壊されたりしてるしね。

やっぱり人が心の中で大切にしているものを、同じように大切にしてあげると言う事は、人間としての優しさそのものだからね。

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