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研究されつくしていたレスリング須崎
レスリングの須崎選手が初戦で敗退してしまった。試合後のインタビューはとても辛くて見ていられないね。何度も何度も申し訳ありませんでしたと謝っていたけれど、すごい重圧もあったんだろうね。
ただ純粋に戦いとして見ると、徹底的に研究されていて、タックルに入らせてないように距離をとられていたね。須崎の得意のタックルが封じられたわけだけれども、それに代わる対策がまだ立っていなかったのかもしれないね。
あまりに得意な技を持っていると、それが封じられた時に、またゼロから次の得意領域を探すというのがとても難しいんだろうね。
これは日本にも言えることかもしれないよ。失われた30年の前までは、終身雇用制で優秀な労働力を低コストで調達することができたし、系列の銀行から低金利の資金をたくさん借りることができたんだよね。これが日本の強みだったんだけれども、それを封じられているとも言えるかもしれないよ。
世界は生産性をアップするのと、組織の創造力やイノベーション能力を引き出すために、様々な工夫を重ねて、研究に研究を行っているわけだから、それをキャッチアップしなければいけないんだけれども、過去の栄光にまだすがっているから、いまだに漂流し続けているのかもしれないね。
次の時代の日本の強みとは何か、ゼロベースで考えてみるのも良いかもしれないよ。