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小学校 それは小さな社会 今の小学校の先生は本当に大変だね

今の小学生がどんな教育を受けているのか、1年間密着取材をして映画にしたとても面白い作品だね。

改めてびっくりしたんだけれども、小学校は勉強を教えることよりも、生活の仕方を教える方が重要なんだよ。

これは結構、難しいことなんだね。

生き方を教えるということは、先生にとってはものすごい重圧なんだよね。

先生が感じている思いや、プレッシャーがとてもよくわかったよ。

途中で大学教授が出てきて、先生にレクチャーをするんだけれども、すごく驚いたんだ。

戦前の軍国主義教育の反省に立って、子供に民主主義のあり方を教えるのが小学校の使命なんだと、いまだに言ってるんだよ。

だから、大人になって子供たちが犯罪者になったり、ネットで心ない投稿をしたりして、民主主義社会を破壊するようなことをしたとしたら、それは全部、小学校の先生の教育が悪かったということになっているんだよ。

これは本当の意味で先生が聖職者だということだね。

だから卒業式の時に泣き崩れる先生もいるし、途中で投げ出したくなって、やめたくなる先生もいるし、本当に大変な仕事だよ。これは。

よく報道でも、先生の残業が多すぎるとか、残業代がつかないとか問題になっているけどね。

それよりも問題なのは、先生が生徒の将来の全責任を負っているという前提で、向き合わなければいけないことになってることだよ。

だけど、はっきりって、不良になる子はやっぱり不良になるし、ネットでいじめをする奴は、やっぱり、もともとそういう性格だからね。

そろそろ先生に課せられた重い連帯責任を取り去っても良い頃だと感じたね。

それから低学年の頃は集団教育でもいいけれども、5年、6年生になったら、もっと個性を尊重した自由な教育にしても良いのかもしれないよ。

小学校は日本人を作るところだ、というのは全くほんとだね。

だけど、そろそろ、世界に通用する個性があふれる日本人を作ることにも目を向けた方が良いかもしれないね。

今の小学校教育の中から、イーロンマスクは多分出てこないかもしれないからね。

まず先生から、問題児扱いされて、毛嫌いされると思うよ。

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