論点を電気代に絞ったJDバンスの賢さ
ウォールストリートジャーナルにJDバンスの論文が載ったけれども、とてもよくできていて驚いたよ。結局トランプ政権とカマラハリス政権では、電気料金が変わってくると言うこの1点に論点が絞ってあるんだ。
カマラハリス政権になれば、電気料金は1.5倍ぐらいになるし、そうなってしまうと、アメリカの産業は崩壊して、結局中国に全部とられてしまうと言ってるね。これは全く正しいと思うよ。
カマラハリスは、オバマが始めたグリーンニューディールと言う脱炭素運動を推進している1人なんだよね。これは石炭火力発電全廃する運動なんだ。そうなってしまうと、アメリカの電力は深刻な供給不足に陥って、崩壊するんだね。
太陽光パネルや風力発電では、廃止する石炭火力発電所が供給していた分を補う事はできないんだよ。これは小学生でもわかる足し算なんだね。
だけど、カマラハリスは美辞麗句を並べるだけで、この計算を表には出さないんだね。そこをついたのは、とてもよく計算されていると思うよ。
さらに炭素によって地球温暖化がしていると言うことも、あくまで仮説であって、本当にそうなのかわからないしね。
そんな事は地球を作った地球の神でなければわからないことだから、人間が心配したってしょうがないというのがトランプ政権の考えだよ。これはその通りで、最も大切なのは人間の自由だというのがプロテスタントの基本原理だからね。これはある意味で正しいと思うよ。
日本にしても石炭火力にまだ30%位頼っているけれども、これを廃止しようとする動きが強くなってきているね。これは日本の自殺そのものだと思うよ。これをはっきり指摘しない自民党の政治家はほんとに問題だね。