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進次郎と早苗の違いの本質 村社会のおさとテック企業のCEO

自民党の総裁選だけど、進次郎か高市早苗か、最後のデッドヒートになってるみたいだね。

多分必死にお互いが引き剥がしをやってるんだろうけれども、そもそも2人には本質的な違いがあると思うんだよ。

進次郎と言うのは、イケメンでコロンビアの大学院を出ているけれど、本質的には村社会のまとめ役みたいな人じゃないかと思うんだよ。

規制改革と言うけれども、お父さんの純一郎さんがやった郵政改革みたいに、改革はしたけれども、本質は何も変わらないからね。

村社会のまとめ役と言うのは、それぞれの人が顔を立てるのにうまく配分をしたり、トラブルの調停役をしたりする、調和型なんだよね。

この進次郎と言う人も、若手の国会議員からはウケが良いみたいだけれども、いろんな利害の代弁役として、党の上層部に意見を通すことが上手だというのが理由らしいんだよ。

だから、閣僚何かの役職の配分とか、党の役職とか、部会長とか、そんなものをバランスよく配分するのには適役なんだろうと思うよ。

一方の高市早苗さんだけど、彼女が出した国力の研究と言う本を読んでみると、一流のブレーンが10人、それぞれ論文を書いてるね。

それもエネルギーの安定確保とか、原子力発電所の再稼働を急ぐとか、非核三原則の部分的撤廃とか、米軍の核の持ち込み容認とか、戦後政治を大きく変えるようなドラスティックな改革案が目白押しだよ。

今の国際情勢に対する、強い危機感が現れているし、戦後の国家体制を根本的にイノベーションしなければ、この日本と言う組織は持たないと言う危機感がよく表れていると思うんだ。

そういう意味では、改革に次ぐ改革で厳しい競争を生き残っていく、テック企業のCEOみたいな発想だと思うんだよね。

で、どちらが勝つかだけれども、おそらく自民党の国会議員の大多数が、村社会のぬるま湯につかっている人たちだから、進次郎に軍配が上がるんじゃないだろうか。

だけど、今の日本が生き残っていくために、村社会のまとめ役でやっていけるかどうかと言えば、それは極めて疑問だと思うよ。

総裁に就任したら、すぐに解散総選挙をやろうと言っていたけど、これもねこだましみたいな、国民を馬鹿にした話だしね。

多分反発が強くなって、自民党と公明党で過半数を取るのも難しいかもしれないよ。

そうすると維新の党とか、立憲国民党とかも加えての連立になっちゃうかもね。

多分ほどなくダッチロールして、退陣することになるだろうね。

そうすると、結局、高市早苗待望論が出てくるのかもしれないね。

どっちにしろ、もう日本は村社会のまとめ役みたいな調整が得意な人ではやっていけない国なんだと言うことを、そろそろ国民も理解しないといけないね。

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