セブンイレブンの苦境 原因はアメリカのコンビニに投資したことだよ
セブンイレブンがカナダの同業者から7兆円で買収提案を受けて苦労してるね。
本業のコンビニでも成長が滞っていて、苦しい状態が続いてるよ。
あれだけの優良企業が、あっという間に落ち込むと言うのは、本当に厳しいことだね。
でも原因ははっきりしてると思うよ。
アメリカのコンビニチェーンを買収したことだよ。
かなりのお金を使って買収したんだけれども、これが無駄なことだったんだ。
アメリカのコンビニと言うのは日本のお客さんとは好みが違うし、ガソリンスタンドとセットになっているから、経営が難しいんだよ。
アメリカのコンビニと日本のコンビニではシナジー効果も全く出てこないんだよ。
だけど、お金が余ってるから、景気の良いアメリカでコンビニを買ってみたんだけれども、これが裏目に出たんだね。
今セブンイレブンの利益の6割はアメリカのマーケットで稼いでるんだそうだよ。
だけど、今アメリカはインフレで、消費者の低価格志向が強いから、コンビニの売り上げも減っているんだよ。
日本のコンビニのトップが、このアメリカのコンビニの経営に、的確な判断を下せるはずがないよ。
アメリカに行って、詳しく調べないと、的確な経営判断なんかできないからね。
だからそもそもこの買収そのものが間違いだったんだよ。
さらに本業であるはずの日本のコンビニまで、足を引っ張られて低迷し始めてるからね。
あまり気がつかないけれども、セブンイレブンのお惣菜とか、お弁当の魅力がなくなりつつあるんだよ。
もっと商品開発に投資して力を入れなきゃいけないのに、無駄な買い物をしたことがミスにつながっているんだよ。
セブンイレブンのファンとしてはほんとに悲しいね。
セブンイレブンの黒い折り畳み傘なんか、ほんとに超一流だと思うけどね。
それでこの買収提案も、日本のコンビニに興味があるわけじゃないんだよ。
セブンイレブンが持ってるアメリカのコンビニチェーンが欲しいだけなんだよ。
そりゃそうだよ。カナダのコンビニ大手といえども、日本のコンビニを経営するのはできるわけがないからね。
セブンイレブンのファンとして言うけど、もう一度原点回帰が必要だよ。
手ごろな値段でしっかり美味しくて、健康にも良いお弁当を真面目に作るしかないと思うよ。