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死刑がないオランダの悲惨

これはウォールストリートジャーナルに出ていた話なんだけどね、オランダで麻薬組織のリーダーを逮捕して終身刑にしたのはいいんだけれども、その取り戻しを狙った犯罪組織の警備のために何百人もの警察を使って大変だそうだよ。

この麻薬組織のリーダーは、実際に5人も人を殺していて、その他にも暗殺計画をたくさん持っているのに、オランダには死刑がないから、終身刑にしかできないんだそうだよ。


そして、仲間たちが取り戻してくるのを恐れて、一般の監獄には入れられないので、巨大な倉庫を改装した特別の保護施設を作ったそうだよ。

そしてギャングの部下たちが取り戻しに来るのを防ぐために、ヘリコプターも飛ばして、厳重警備するのに、ものすごくお金がかかってるんだそうだよ。全く馬鹿げているね。

そもそも間違いは、麻薬の取り締まりを緩めたことだよ。コカインとか大麻とか、レクリエーションに使うのは合法化してしまったんだね。

そのために、麻薬取引の巨大な犯罪組織が幅を聞かせるようになってしまったのだそうだよ。

ギャングの抗争で、町中で弁護士が殺されたり、裁判の証人やその家族が皆殺しにされたり、凶悪犯罪が爆発的に増えているそうだよ。

どれもこれも、麻薬と言う人をダメにするものを、使いたいものには使わせると言うリベラルのスタンスを取った事が元凶だね。

解決は実は簡単じゃないのかね。死刑を復活して、麻薬の取引に関わったものは厳罰に処するとすればいいだけでしょう。

こんな簡単なことに踏み切れないと言うのは、ヨーロッパのリベラル国家も本当に困ったもんだね。

地獄への道は善意で舗装されていると言うけれども、全くその通りだよ。

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