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ユニクロの成功と死角 やっぱり中国市場が危ないよ

今週号の日経ビジネスでユニクロ特集してるけど、大躍進してるみたいだね。

売り上げが全世界で3兆円にまで足して、世界一のブランドに手が届きそうになっていると言ってるよ。

成功しているのは大いに喜ばしいと思うよ。まともな努力でライバルたちに勝っているわけだからね。

特にコンセプトがいいよね。

ライフウエアーと言っているけれども、結局ザラとかH&Mみたいなファッション性の強い個性的な服ではなくて、着ている人の個性が引き立つようなベーシックなものを作ると言う事みたいだね。

この個性ある人が着る服と言うコンセプトがようやく認められて、ヨーロッパマーケットでも躍進し始めたようだね。

それに権限委譲というか、現場に経営判断を委ねていくことも成功しているみたいだね。

ヨーロッパで商品開発もやって、個性的な店舗を現地の店長が運営できると言うレベルまで店舗運営のスキルが上がっていることが成功の理由みたいだね。

だけど、やっぱりユニクロの死角は何といっても中国市場だよ。ここの店舗数が一番多いんだよ。

中国市場と言うのは、全体主義の独裁国家だから、またウイグル問題とかで不買運動されて揺さぶられることもあるからね。

H&Mなんかは、ウイグルで奴隷労働をやっているから、ここの綿製品を使わないと言うことで、猛烈な反発を食って、おそらく中国市場からは事実上の撤退をしたんじゃないのかね。

ユニクロもまたおんなじ問題にぶつかると思うよ。

大きくなるのはいいけれども、大きいと言う事は結局政治性が出てくるから、国際的な正義について見識を持たないといけないよ。

ユニクロの柳井さんは、地球的な正義と中国の全体主義や人種差別、強制労働、洗脳などがぶつかったときに、ちゃんと正義をとって、中国マーケットを捨てる位の覚悟が本当にあるのか、最後は問われるだろうね。

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