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ピースメーカーとトラブルメーカー アイディアが明暗を分ける

世の中には2種類の人がいると思うんだよね。それはピースメーカーとトラブルメーカーだよ。

みんな生まれてくる時はピースメーカーのはずだったんだけれども、生きてるうちにトラブルメーカーになっていく人がたくさんいると思うんだ。

トラブルメーカーの特徴は、人に要求を突きつけることと、人を責めることの2つじゃないかと思うよ。

その典型的な例がカスタマーハラスメントだろうね。ほんの小さなミスを針小棒大に責めて、土下座を要求したり、まさにトラブルメーカーだからね。

聖書にも悪魔のことを責めさいなむ者と言うふうに書いてあるらしいけれども、要求し責めさいなむと言うのは、やはりトラブルメーカーの特徴だろうね。

夫婦の間でも、どちらかがトラブルメーカーになってくると、やはり離婚になってしまうよ。

例えば、ご主人が魚が好きでイワシか何かを買ってくるけれども、奥さんが魚の匂いが嫌いで、もう買ってくるなとか、厳しく要求し続けると、そこで離婚になる場合もあるからね。

結局ピースメーカーになることを教えてくれるところがとても少ないのが問題だよ。

聖書にはイエスキリストのことを、平和の君と言っているところがあるらしいけれども、天使とか神様と言うのは基本的にピースメーカーだよね。

そこでピースメーカーの条件を考えてみると、2つあると思うんだよ。

1つはやはり思いやりだよね。トラブルの最中には相手を思いやると言う事はほとんど気にならないけれども、やはり思いやりと言うのは末永く残っていく大切なものだと思うよ。

例えば、離婚して相手がいなくなって、一人ぼっちになったときに、相手のささやかな思いやりを思い出して、はっとすると言うこともあるからね。

その場では理解されなくても、やはり思いやりと言うのは、いつか気づかれると思っておいたほうがいいよね。

それからもう一つはアイディアだと思うんだ。

トラブルの時にどれだけアイディアを出せるかと言うのは、意外にピースメーカーの条件かもしれないよ。

例えば、先程の臭いのトラブルで言えば、フタ付きのゴミ箱を用意するとか、匂い消しのスプレーを用意するとか、ゴミ出しの日の前日に魚を買うのを限定するとか、アイディアの引き出しが多ければトラブルを消し込むことができるからね。

離婚なんかでも、再婚同士の人の離婚率と言うのは結構低いらしいからね。きっと問題解決の引き出しが増えているから、離婚が回避できるんだろうね。

やっぱり、生きているピースメーカーは、アイディアをたくさん作るアイディアメーカーでもなければいけないと言う事は、大事にしたいところだよね。


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