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小林鷹之氏と減税

自民党総裁選で有力候補の1つに躍り出た、小林鷹之さんだけれども、1つ不安材料が出てきたね。

それは財務省の操り人形にしかならないと言うことだよ。小林さん自身が財務官僚だったと言うこともあるし、後ろ盾についている麻生さんも財務大臣を長くやっていたからね。

となると、影の主役は財務省なんだと言う批判も、あながち嘘では無いかもしれないね。

そこでこうした懸念を払拭するために、小林 さんができる事は何かあるかなと考えてみると、「減税」と言うのを打ち出してみるのがいいんじゃないかな。

岸田さんは、減税を言ってだいぶ叩かれたけれども、減税そのものは国民にとって嬉しい話だよね。

だけど、減税をすると国家財政が成り立たないと言う批判がいつも出てくるよね。

だけど本当にそうなんだろうか。

トランプさんの経済ブレーンに、ラッファーさんと言う経済学者がいるんだけれども、この人はフラットタックスと言う減税を主張しているんだよ。

これは法人税と所得税をそれぞれ一律12%にしてしまうと言うプランなんだ。それで国家財政は全て賄えると言うんだね。

このフラットタックスを実際に取り入れた国もあるんだよ。それがロシアなんだ。ロシアはこのラファさんのアイディアを取り入れて、フラットタックスにすることで、復活したんだよ。

今ロシアは経済制裁をたくさんやられているけれども、なぜか経済が潰れないよね。これはロシアの民間企業が意外に強いからなんだと思うよ。

マクドナルドなんかも、撤退してしまったけれども、すでにロシア企業が買収して、似たような製品を作っているよね。

ロシアはフラットタックスで税金が安いから、その分みんな一生懸命働こうと言うインセンティブが働いていると思うんだ。

ラファさんによると、フラットタックスの最大のメリットは、民間にやる気が出てくると言うインセンティブなんだそうだよ。

日本は官僚や国の力が強いから、減税をして民間のやる気を引き出そうと言う考えが極めて薄いのが問題だね。

この辺のところを修正するためにも、なぜトランプさんがこれだけ根強く支持されるのか、その政策面をもっとしっかり見ることも必要じゃないのかな。

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