ブルースの魂　B.B.キングの貴重なインタビューだよ

今年はブルースの巨人と言われるB.B.キングの生誕100周年なんだね。

それで70年代に撮影された、古い映画だけど、新宿で公開されているので見てきたよ。

とても貴重なインタビューに驚いたよ。

BBキングはもともと、教会で歌っていたゴスペルシンガーだったんだね。

だけど、どうしても酒を飲む癖が治らなくて、教会で歌うことに対してものすごく大きな罪悪感を持っていたと語っていたよ。

そしてある時、道端で歌っていたら、たくさんお金をもらえたそうだよ。

農場で働く1週間分の給料より多かったと言っていたね。

もちろん歌っていたのは、ゴスペルではなくて、ブルースだと思うけどね。

それで教会で歌うのをやめて、ニューオリンズかどこかに出てきて、ブルースを歌うようになって有名になったんだろうね。

だけど、有名になったB.B.キングは、ゴスペルを教会で歌わなくなったことに対する後悔でいっぱいなんだよ。

世界的に有名になって、金持ちになり、ライブにたくさんの人が詰めかけても、それで心が満たされたかどうかは別物だということだね。

やっぱり成功と幸福は違うということがよくわかったよ。

このとても短いインタビューを見ることができただけで、本当によかったよ。