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2つの“Shogun“、敵国からお手本へと変わる日本のイメージ

テレビドラマのShogunがエミー賞を18個も取ったそうだね。本当に快挙だよ。

これについてわざわざニューヨーク・タイムズが社説で取り上げているよ。



結論を言うと、今のアメリカにとって、当時の日本がお手本になると言うことなんだね。

真田広之さんが演じていたトラナガと言うのは、日本に当時あった分断を統一した理想の政治指導者なんだそうだ。

それが今2つに分断されて憎しみ合っているアメリカの政治を解決するのに良いお手本になると言うことなんだね。

そういえば、このドラマは、今から40年以上前に、アメリカのテレビでドラマ化されていたんだよね。

その時はちょうど日米貿易摩擦の真っ最中で、日本と言うのは敵国であって、残酷で残忍で冷酷な国民なんだと言うことを主に強調するためにドラマも作られていたと言うことなんだね。

その後バブルつぶしが起きて、日本の経済的脅威と言うことを言う人もいなくなってしまったからね。

しかし経済的にでは潰れたかもしれないけれども、アニメとか、ポケモンとか、最近では呪術廻戦とか、日本のコンテンツの影響力はアメリカでも支配的と言っていいほど強いからね。

そこで戦国時代の分断した日本を統一した徳川家康をモデルにしたこのドラマが、大ヒットしたと言うことなんだろうね。

日本は敵国から、政治的なお手本へとアップグレードしたわけだから、それはそれで良いことだと思うよ。

しかし、400年以上も前の状態がお手本となるのでは、ちょっと情けないね。

やはり今の政治も経済も、もう1段グレードアップして、経済的にも政治的にも、世界に影響力を及ぼし得るような日本にならないといけないと思うよ。

世界にとって手本となる日本をどう作るか、自民党の総裁候補の人たちにも、少し位はこういうことを考えて欲しいところだよね。

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