ヴェノム 宇宙人ものの映画としてよくできてるね
今回の完結編のヴェノムの良いところは、宇宙人ものとしてすごくよくできてるところだというのが今回よくわかったよ。
第一作目からの事ではあるけれども、宇宙人に寄生されているというのは、よく宇宙人もので言われているウォーク・インと言うやつだよね。
これは実際にあるんだと思うよ。地球環境になかなか適合できない宇宙人は、精神的に地球人に憑依して地上生活を経験していると言われているからね。
それから今回はエリア51が舞台になっているけれども、あそこの地下で実際に宇宙人研究をしていると言われているけれども、多分そうだろうね。
宇宙人の航空技術や、秘密兵器をさまざまに米軍は入手している可能性はあると思うよ。
それから今回闇落ちした宇宙の邪神というのが出てきたね。これも実際にいるんだろうね。
ゾロアスター教では、光の神オーラマズダと闇の神アーリマンというのが出てくるけれども、このアーリマンが宇宙の邪神だと思うよ。
この世の中に善悪と言うのはないと思っている人も多いと思うけれども、宇宙そのものが光と闇によって構成されているんだろうね。
もちろん宇宙を創造した根本的な神は愛の神だろうし、光の神だと思うけれども、人間が精神的に成長していくために、闇と言う存在を作ったんだと思うよ。
人間にとって光と闇と言うのはよくわからないけれども、神様の教えを考えてみれば、悪魔とか悪霊とか言われるものは、まさに闇落ちした存在だよね。
そうした闇の存在の誘惑からどうやって逃れて、光の世界を作るかというのが、やっぱり宗教の根本的な原理だからね。
仏教にだって地獄の存在というのははっきりあるし、これはもともとペルシャ系の宗教から来てるみたいだしね。
光と闇の戦いを描くと言うところが、マーベルものの真骨頂だろうね。
マーベルを事実上作り上げたスタンリーと言う人はやっぱり凄い人だよ。
この人は現代のシェイクスピアと言っていい位の才能溢れたストーリーライターだね。
人間はいかにして、光と闇を見分けて、光のほうに進んでいくかということがやっぱり大切だよね。こういったことを教えてくれるマーベルもののヒーロー映画はやっぱり見ていて、爽快だし、本当に素晴らしいと思うよ。